お父さん、お母さんとしていつもお子さんに優しく接してあげたいと思っていても、お子さんがわがままを言ったり、いうことをなかなか聞かなかったりすることが続くと、優しく接しようと思っていてもついつい声を荒げて暴言を吐いてしまうときってありますよね。
その時は感情に任せてお子さんに暴言をはいてしまっても、落ち着くと自己嫌悪で嫌な気分になってしまうこともあるでしょう。
そんな子育てでお悩みのお父さん、お母さんのために、ここでは子育てでイライラして暴言をはいてしまう原因や解消法をご紹介させて頂きます。
子育てのイライラの原因やイライラの解消法をお知りになりたい親御さんは、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
子育てでイライラしてしまう原因とは?
なぜ、お子さんの子育てをしているときにイライラして暴言をはいてしまう事態になってしまうのかというと、それは、子育てに限らないことではあるのですが、自分の思い描いている理想通りの行動をお子さんがしてくれないからでしょう。
例えば、お子さんが自分の作った離乳食を全く食べてくれないときとか、お出かけしようとしてもお洋服を着替えてくれないとか、お子さんが言うことを聞いてくれないことがつもりつもるとストレスがたまりちょっとしたことで爆発して暴言をはいてしまう事態に陥ってしまうことがあります。
そもそも、自分が「こうならないと嫌」と思っている根底には、自分の子供が世間一般の常識や世間体からずれてしまうとお子さんや自分の立場が危うくなってしまうという不安感や子供を思い通りに支配したいという気持ちがあると思います。
その固定観念が子育てをしているときについついお子さんに対してイライラして暴言をはいてしまう原因となってしまうのです。
子育てでイライラして暴言は吐いてしまった場合の対処法
例えば、お子さんが離乳食を食べないときは、「せっかく一生懸命手作りしたのに、なぜこの子は食べてくれないの!」とお子さんに対して暴言をはいてしまうことがあるでしょう。
でも、ちょっと待ってください。お子さんの発育のために食べたがらないときに無理に食べさせようとする行為はお子さんが離乳食をより食べたがらなくなってしまう原因となります。
イライラして暴言をはく前に、ちょっと深呼吸して落ち着いてみましょう。そして、お子さんの好きなキャラのご飯を作ってみるとか、お皿をお子さんのお好きなキャラクターものに変えてみるとか、ご飯を食べやすい小さなおむすび状にしてみるとかお子さんが食事に興味をもつように工夫してみましょう。
あと、お子さんが自分で食べたいという意欲をもちはじめた時には、テーブルや床が汚れるからと親が食べさせようとするよりも、お子さん自身の意思を尊重して自由に食べさせてあげましょう。そうすれば、自分でできる楽しさを覚えて食べることへの興味がわき、無理強いしなくても食べられるようになるでしょう。
さらに、お子さんは2歳ぐらいになってくると自立心が芽生えてくるため、いままで親の言うことを何でも聞いていたのに、何でもかんでも「イヤイヤ」といって言うことを聞かないイヤイヤ期に突入してしまう場合があります。
この状態も親がイライラして暴言をはきたくなってしまうかもしれませんが、
このイヤイヤ期はお子さんの自我が芽生えている証拠なので親御さんの方がお子さんに対してうまく対処していく必要があります。お子さんが頑張って自分一人でやろうとしているときに、時間がないからと親がさっさとお手伝いしてすませてしまうのはあまりよくありません。
お子さんの「自分で何でもやりたい」という気持ちを満たしてあげるために、「あなたがやると時間がかかるからダメ」とか「うまくできないじゃない」とか否定する言葉をはいたりせず、「時間がどんなにかかってもいいから自分でやってみるといいよ」という姿勢でお子さんをあたたかく見守ってあげるとよいでしょう。
そういうスタンスでお子さんを見守れればイライラして暴言をお子さんにはいてしまうことも少なくなっていくでしょう。
子育てでイライラした場合の解消法
幼いお子さんの子育てをしているときは、共稼ぎのご家庭であっても、お母さんの方が専業主婦の場合であってもやらなければならないことがたくさんあって、睡眠時間もあまりとれないことが多くなりますよね。
完璧主義の人であればあるほど、疲れ切ってしまい体が疲弊してストレスがたまりお子さんに優しく接することができなくなってしまいかねません。
お父さん、お母さんが健康で明るい笑顔で過ごせることが一番大事なので、疲れているときにはお惣菜を活用するとか、お部屋が多少散らかっていてもお掃除は後回しにして、お子さんと一緒にお昼寝をして休息するとか家事をちょっと手抜きしてみましょう。
小さなお子さんの子育て期は完璧にしようとすればするほど、心身的に負担がかかりますので、ちょっと手抜きをしたり、ひとやすみしたりすることであなたの心と体の疲れを回復させれば、お子さんにも優しく接することができるようになっていくでしょう。
まとめ
うまくできなかったり、言うことを聞いてくれなかったりするお子さんをあたたかく見守っていくという行為は、お父さんやお母さんが心身ともに健康でないとなかなかできない行為です。
小さなお子さんに対してイライラして暴言をはかないためには、まず、親御さん自身のコンディションいつも良い状態にキープできるようにしましょう。
そのためには、時々家事をちょっぴり手抜きして親御さんご自身の心身を休ませてあげましょうね。
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