赤ちゃんの悩み

赤ちゃんに蕁麻疹がでた原因とは?2つの対処法について!

幼い赤ちゃんの子育ては本当に大変です。大人よりも繊細でか弱いので、親が全身全霊で守ってあげなくてはいけません。

そんな、赤ちゃんの子育て中に赤ちゃんの皮膚に蕁麻疹があらわれたら、原因は何だろう?どう対処したらよいのだろうと慌ててしまいますよね。

ここでは、赤ちゃんのお肌に突然蕁麻疹があらわれた時に備えて、蕁麻疹の症状にどんなものがあるのか、また、蕁麻疹の要因にはどのようなものがあるのか、さらに、赤ちゃんに蕁麻疹があらわれたときの対処法について詳しくご紹介させて頂きます。

蕁麻疹に関する豆知識について詳しくお知りになりたい方は、ぜひ、以下の記事をチェックしておいてくださいね!

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蕁麻疹(じんましん)の症状とは?

蕁麻疹(じんましん)とは、大人でも乳幼児でもあらわれる症状です。

一般的な蕁麻疹(じんましん)の症状は、突然皮膚が赤く膨らむものです。皮膚の赤いふくらみは、小さな斑点状のものもあれば、斑点状の赤いふくらみが連なって大きいふくらみになっているものもあります。

蕁麻疹の赤い大きいふくらみは大人の手のひらの大きさと同じぐらいのものもあります。蕁麻疹の赤いふくらみは、なくなったと思っていたら別の場所にできていたりしますし、赤く膨らむだけではなくかゆみも伴う場合もあります。見た目が蚊などの虫にさされたときの状態に似ている場合もあります。

蕁麻疹ができる場所は、足や腕などの体の一部の皮膚にできるだけではなく、口内や全身にできる場合もあります。

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赤ちゃんに蕁麻疹ができる原因とは?

要因がはっきりしない蕁麻疹のことを特発性蕁麻疹と言い、この特発性蕁麻疹には急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹があります。一過性の蕁麻疹のことを急性蕁麻疹と言い、この急性蕁麻疹はきちんと治療をすれば30日以内に治癒します。

蕁麻疹でも30日以上たっても治癒しないものや、治癒してはぶり返すのを繰り返すものを慢性蕁麻疹と言います。この慢性蕁麻疹の治癒には数か月日数が必要で、慢性蕁麻疹になってしまう要因は現在まだ解明されていません。

次にアレルギー性蕁麻疹の要因についてご紹介させて頂きます。

アレルギー性蕁麻疹とは、食品や薬品、昆虫や植物など特定のアレルゲンに触ったり、体内に摂取したりすることでおこる蕁麻疹のことをさします。食品や薬品で症状があらわれたアレルギー性蕁麻疹の場合、他の蕁麻疹の症状と比較すると重くなることもあるそうです。

このアレルギー性蕁麻疹は、アレルゲンを取り除くことで蕁麻疹の症状が出るのを抑えることができます。

食品でアレルギーの要因となってしまうことが多いものは、卵や牛乳、カニ、エビ、蕎麦、小麦などがあります。アレルゲンとなってしまう昆虫には、蜂やダニなどが挙げられます。

あと、日光に当たるとできる日光蕁麻疹や体があたたまることでできる温熱蕁麻疹、体が冷えたり冷たいものを飲んだりするとできる慣例蕁麻疹や皮膚を引っかいたり圧迫したりするとできる機械性蕁麻疹、汗が出るとできるコリン性蕁麻疹や特定の物質に触るとできる接触蕁麻疹、非ステロイド性抗炎症薬でできるアスピリン蕁麻疹など様々な要因でできる蕁麻疹があります。

その他にも、体力や免疫力の低下や皮膚の乾燥によるバリア機能の低下、疲労やストレスが要因によって蕁麻疹の症状があらわれる場合があります。

蕁麻疹の要因と言うものはひとつとは限らず様々な要因が組み合わさって蕁麻疹が発症する場合があるため、蕁麻疹の70%以上は要因がはっきりしないと言われています。

赤ちゃんに蕁麻疹がでた場合の対処法について

・小児科へ受診
蕁麻疹は、症状があらわれた後、早ければ数時間で治癒しますので、病院に行こうかどうか迷っている場合は、60分ほど様子を見て症状が治まらなければ、小児科を受診しましょう。

ただし、かゆみがひどくて赤ちゃんがつらそうな場合や蕁麻疹が出たり、消えたりを繰り返す場合は60分を待たずに早めに小児科を受診してください。

・救急車を呼ぶ
もし、赤ちゃんに蕁麻疹の症状に加え息苦しさや吐き気、お腹の痛み、顔面蒼白、呼吸困難、立ち眩みや意識障害などの重篤な症状があらわれている場合は、アナフィラキシーショックを起こしている可能性がありますので、すぐに救急車を呼びましょう。

蕁麻疹の治療法は、アレルギーに効果のあるアレグラやアレロック、ザイザルなどの抗ヒスタミン薬の内服治療を行います。もし、蕁麻疹のかゆみや腫れや赤みなどの症状がひどい場合は、リンデロンなどのステロイドの塗り薬を処方されることもあります。

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まとめ

いかがでしたか?蕁麻疹の症状や要因について詳しくおわかりいただけたかと思います。

蕁麻疹を掻いてしまうと、蕁麻疹の症状の範囲が広がり、蕁麻疹が治癒した後にミミズ腫れのような跡が皮膚に残ってしまうことがありますので、赤ちゃんがかゆがっているときには、布製のミトンを手にはめさせておくと蕁麻疹を掻き壊さなくてすみます。

さらに、赤ちゃんがかゆみを忘れられるようにお気に入りのおもちゃを与えたり、一緒に遊んであげたりするなど赤ちゃんの気をそらせてあげましょう。ただし、血行が良くなってくるとかゆみがひどくなるため、蕁麻疹の時は体を動かす遊びは控え、絵本を読んであげたり、テレビなどを見て静かに過ごしたりすることをおすすめします。

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