NHKのためしてガッテンなどでも健康に良いと特集されているエゴマ油。
どうやって摂取すると最大限にエゴマ油の効能が発揮できるのか?について、今回はお伝えしていこうと思います。
エゴマ油の効能とは?美容や体に良い
エゴマ油とは、エゴマの種から取れる淡黄色の油のことを指します。
「畑の青魚」とも呼ばれることもあるようですよ。理由はaリノレン酸が、青魚に含まれており、それが、エゴマ油にも含まれていることから、名づけれました。
エゴマ油の効能は、aリノレン酸からの影響が引き起こしており、aリノレン酸という成分はオメガ3の1つになります。aリノレン酸は体の中で、「EPA(エコサペンタエン)やDHA(ドコサヘキサエン酸)」に変化する成分で、体の中にある必要のない汚い油を出してくれる力があります。さらに効能について、掘りさげていきます。
・アトピー、花粉症に効果アリ
炎症の化学伝達物質の代謝を抑えるという作用がaリノレン酸にあります。炎症の化学伝達物質というのは、非常に活発なアレルギーなどを指します。アレルギーや花粉症の方には嬉しい強い味方ですね。
・老化防止に効果アリ!
αリノレン酸は、血液の循環を良好にし、さらに血液をサラサラにしてくれる力があります。また、血管そのものを和らげ、柔らかな状態にしてくれるエゴマ油の有効な成分なのです。血行促進を行い、細胞に栄養や酸素が届くので、老化防止(アンチエイジング)に役立ちます。また、血液がキレイにサラサラになることは動脈硬化や心筋梗塞にも良い影響を与えます。
・うつ症状を和らげる
現在、うつ病が深刻化していますが、うつ病の方の1つの原因として、オメガ3脂肪酸の摂取量が低いことが分かりました。これはオメガ3脂肪酸を十分に摂取している方と比較した結果です。要は、オメガ系の脂肪酸を摂取量することにより、うつ病が改善されていきます。
・認知症に効果アリ!
認知症になることは、脳の細胞が減少することに値します。エゴマ油は脳細胞に良い影響を与えてくれるので、現在、深刻化している認知症の救世主になる可能性はあります。
エゴマ油の効能を最大限に発揮する摂取方法とは?
エゴマ油は、1日当たり、摂取可能な量は、実は決まっています。数にすると一日に約2gです。ティースプーンをイメージしていただいて、その一杯分くらいが目安になります。エゴマ油も、やはり、油には変わりはありませんので、取りすぎと太ってしまう可能性は十分にあるので、気をつけてください。
エゴマ油の効果を最大に発揮できる時間があり、それは朝の時間です。部分的に説明すると、朝に効果を発揮するのは、認知症を予防したい時になります。
家族の方で、ちょっと認知症っぽい、物忘れがひどくなった時は、えごま油を朝に摂るようにしましょう。朝ごはんと一緒に食べてください。ダイエットを志している方は22時~2時の時に摂るようにするのが、オススメです。最近、便秘だな~という方は22時~2時の間の夜~深夜に摂りましょう。
肌を綺麗にしたい方はも、同じく22時~2時がオススメです。便秘で悩む方、美肌作りをしたい方がなぜ、深夜が良い理由は、腸が最も活発に働いているゴールデンタイムなのです。一番、成長ホルモンが分泌を始めているので、その時間に合わせてあげると、効果絶大です。
一番、えごま油を吸収しやすい時間帯だとイメージしてください。認知症予防のために、朝に摂る理由は、脳が酸化する時間帯だからです。
効果的な摂取方法は、ダイエットをしたい場合は、『小さじ一杯~大さじ一杯』です。ちなみに、小さじは、5mlで、大さじは12mlになります。美肌になりたい!という方は1日大さじ一杯がオススメです。認知症予防をしたい方は小さじ一杯が良いですね。朝に口にして酸化予防をしましょう。
エゴマ油を摂取する上での注意点
えごま油のデメリット性質は、熱に負けるということです。えごま油を口にする際は、加熱はさけ、オススメの食べ方としては、 ドレッシング変わりにサラダにかけたりするといいですよ。
加熱に負ける具体例としては、えごま油を100度以上、加熱しすぎてしまうと、『過酸化脂質』を生み出す結果になります。この物質は悪玉コレステロールと呼ばれていて、活性酵素というものが、不飽和脂肪酸と融合することによって変化するそうです。
えごま油を揚げ物感覚で見てしまうと、起こりうる現象になりますので、悪玉コレステロールを誕生させないようにしましょう。そして、エゴマ油を酸化させないためにも、保存方法は大切です。冷蔵庫で保存してあげてください。また、エゴマ油を開封後は、出来るだけ早く使ってあげないと、酸化してしまいますので、注意です。開封後は3ヶ月以内に食べましょう。
エゴマ油の選び方とは?
選び方は2つポイントがありまして、1つは『低温焙煎』、2つ目は、『直射日光が当たらないのか』です。出来るだけ国産が安心ですので、国産商品をチョイスするといいですよ。韓国産や中国産地は避けた方が良さそうです。
理由は、高温焙煎のえごま油の商品があったりします。そうなると、α-リノレン酸効果が減少してしまい、あまり効果が期待できないのです。えごま油は体にいいですが、非常にデリケートな油ですよね。大切に食べていきたいものですね。
※えごま油の危険なメーカーについてはこちら
→「えごま油の危険なメーカーを暴露!正しい選び方」についての記事へのリンク
まとめ
エゴマ油は摂取する時間帯や量を正しく食べれば、さらに効果を発揮します。注意点も意識しながら、楽しいえごま油生活を送りましょう!