トマトジュースは、健康に良いので毎日飲んでいる方も多いと思います。でも飲み過ぎてしまえば、体に異変を起こすことも分かっています。
そこで今回は、トマトに含まれる、成分を見ながら、トマト過剰摂取で起こる危険なリスクについて紹介していきます。
トマトジュースを飲み過ぎるとどうなる?2つの危険な理由
トマトには、さなざまな成分が含まれていますが、いくら健康に良いと思っても摂りて過ぎてしまうのは危険です!成分ごとに説明していきますね。
・リコピンや塩分の摂りすぎ
トマトにはリコピンが含まれています。カロテノイド一種で、リコピンはトマトの赤色の元になっている成分になるんです。また、スイカも赤色をしているので、リコピンが含まれています。スイカだけでなく、赤色の野菜、果物にもリコピンは含まれているんですよ。
効果としては、特に女性にはオススメで、健康、美容にも最適な栄養素であり、最近は、「がん予防」にも期待でき注目されています。
リコピンには抗酸化作用があり、病気、老化の原因の活性酸素の抑制ができます。β-カロチン、ビタミンE、と比較すると、β-カロチンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用があると言われています。
そんな素晴らしい成分である、リコピンを過剰に摂ってしまうと、「お腹が冷える、ゆるくなる、朝食が悪い」などの現象が起きてしまうことがありまので、注意が必要ですよ。
また、トマトジュースを飲み過ぎてしまえば、リコピンの影響で、「肌が黄色」になる可能性も出てくるんです。トマトジュースの効果は、「肌を白くする」効果がありますが、たくさん摂ると、黄色い肌になってしまうこともあるので、適切な量を摂るといいですよ。
もし、あなたが「1日1000ml前後」を飲み続けているのなら、注意する必要がありますよ。適度な量なら、「シミ、シワ予防」に効果を発揮しますよ。
そして、塩分についてですが、トマトジュースには、有塩と無塩がありますが、厚生労働省が発表している、一日の食塩摂取量は「8g以下」ちなっており、「トマトジュース200ml」に対し、「食塩含有量は約1.5gほど」ということなので、常に、確認しながら、飲むように意識しましょう。
だいたいの目安としては、一日、コップ一杯(200ml)がオススメになりますよ。
もし、塩分を摂り過ぎてしまえば、「血圧上昇、心疾患、脳内疾患」など、あなたの体調が悪くなってしまう塩分が入っているトマトジュースは要注意ですよ。なので無塩のトマトジュースをオススメしています!
・カリウムの摂りすぎ
トマトといえば、リコピンですが、「カリウム」も含まれているんですよ。トマトジュースを飲み過ぎれば、「高カリウム血症」よいう症状が起きる可能性がありますので、あなたも飲み過ぎには注意するといいですね。
そもそも、健康的な体を持っているのなら、多少、摂りすぎても、深刻に考える必要はありません。医師の診断により、肝臓が弱いなど、体が、健康ではない場合は、カリウムの過剰摂取は控えることえおオススメしますよ。
カリウムの作用は、体内にある、ナトリウムを排出する性質があります。しかし、もし、あなたが腎臓が悪い状態なら、カリウムの過剰摂取により、処理できない状態になってしまいます。
結果的に、リスクが膨れ上がっていくことになり、高カリウム血症と化してしまう可能性も出てくるわけです。高カリウム血症の目安ですが血液中のカリウム濃度が「5.5mEql以上」になったときにそのリスクを受ける可能性があるので注意が必要です。
このような悪い状況になれば、体にとって重要な細胞の働きの作用の低下につながり、体が上手く、機能しなくなる恐れも考えられるんですよ。また、「悪心、嘔吐、胃腸症状、脱力感、しびれ、知覚過敏」などの症状も出てくる可能性もあります。
もし、「カリウム値が7~8mEql」を超えてしまえば、不整脈お引き起こし、最悪心停止というリスクをうけることもあるので、気をつけましょうね。
トマトジュースの飲み過で起こる4つの危険性な症状とは?
・逆流性食道炎
トマトの酸味の強さにより、逆流性食道炎を悪化させることがあります。逆流性食道炎の方は、トマトジュースを飲むことは、避けたほうがいいでよ。
酸っぱいものを摂ると、遺産がこみ上げるという理由から、逆流性食道炎には良くないということになります。しかし、食べるな、ということではなく、「一日、一個のトマト」なら、オッケーですので、一日、一個のトマトリズムを作ってもいいかもしれませんね。
・胆石の原因
トマトには、シュウ酸がふくまれており、体内にある、カルシウムと合体すると、「シュウ酸カルシウム」になりますが、これが、胆石の原因になります。また、あの痛すぎる、「尿管結石、腎臓結石」などにもつながりますので、注意が必要になります。
※胆石症になりやすい食事についてはこちら
→「胆石症になりやすい注意すべき食事」についての記事のリンク
・副腎疲労
ストレスにより、副腎が疲弊してしまえば、ホルモンのバランスが崩れ始め、疲労感が日常的に続くようになります。そうなれば、「食欲不振、下痢、精神不安、アレルギー」などにもつながります。また、「血糖値の不安定、満腹感の低下」などにもなります。疲れやすい体にしないためにも、適量を意識しておきましょうね。
・肌は黄色、便は赤
これは、非常に嫌な症状ですよね。要は、リコピン過剰摂取により、「柑皮症(かんぴしょう)」になってしまうリスクがあります。その結果に、皮膚が黄色に変色する事態になります。
主にあらわれるところは、「手のひら、足の裏」に出てきますが、もっとひどくなれば、前進が黄色になってきますのだで、リコピン過剰摂取は避けておきたいですね。特に何か悪い病気ではないので、トマトジュースの量を控えれば問題ありませんよ。
リコピンは天然の赤色の元になるので、摂り過ぎると便が赤に変色してしまいますが、こちらも、特に問題なく、一旦、トマトジュースを控えれば、元に戻りますよ。ただ、トマトジュースを控えているのに、便が赤いのなら、医師に相談してみるとよいでしょう。
まとめ
トマトには、健康になる栄養素はたくさん含まれていますが、過剰に摂れば、体に異変が起きる危険なリスクも眠っているので、適量を心掛け、楽しいトマト習慣をつくっていきましょう。