新成人を迎えられる皆様、本当にご成人おめでとうございます。成人式は出席される予定でしょうか?お正月に成人式を行う自治体も増えて来ているとはいえ、成人式を執り行う所が大半ですよね。今から待ち遠しく思ってらっしゃる方も多いんじゃないでしょうか。
なんといっても成人の日は、人生の節目の日。世間が大人と認めてくれるようになる大切な日です。今回はそんな成人の日について色々調べてみました。2019年成人の日はいつ?意味や由来についてみていきます。
目次
2019年の「成人の日」はいつ?
成人式って以前は、1月15日でしたよね。でもそれは、ハッピーマンデー制度が開始される1999年までのこと。現在は1月の第2月曜日を成人の日とすると決められています。毎年変わる祝日なんですよね。
そして、肝心の2019年ですが、1月14日月曜日が成人式にあたります。成人式は、その前の日の日曜日が多いのでしょうか。一生に一度のことですので、予定をしっかり入れておきたい所ですね。
成人の日の意味や由来とは?
成人式の由来はかなり古く、奈良時代にさかのぼります。男性の元服(げんぷく)女性は裳着(もぎ)といわれる行事がそれにあたります。元服は、奈良時代に始まったと言われています。11歳から16歳になった男子が行う儀式のことで、子どもの髪型から大人の髪型に結い上げ、冠をつけるんだとか。
一方裳着とは、平安時代から安土桃山時代にかけて始まり、女子が12歳前後になると大人の衣服に変えるという儀式になります。
さて、現代のような成人式の原点はどんなものでしょう。それは、第二次世界大戦直後の1946年。現在の埼玉県蕨市において実施された「青年祭」と言われています。大好評だったこのイベントは全国に広がり、なんと2年後の1948年には、成人の日が祝日に制定されたといわけです。
成人の日は「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」そういう意味があると、法律に明記されています。
2017年から2019年の成人式は何年生まれが対象になるの?
具体的に2017年から2019年まででいうとどうなるかというと
1996年4月2日〜1997年4月1日生まれは、2017年1月9日
1997年4月2日〜1998年4月1日生まれは、2018年1月8日
1998年4月2日〜1999年4月1日生まれは、2019年1月14日
が、それぞれ成人式となります。
本来であれば成人の日は、男女ともに20歳以上を成人とすることから、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人が対象になるのですが、現在は、前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人、つまり「学年が同じ人」を対象とするようになっています。よって、満20歳を迎えていない早生まれも成人式に参加することになります。
成人式だといってお酒を飲んではいけない人も居ますので、二次会の設定には注意が必要です。店側のチェックも厳しくなっています。大事な日にトラブルがないように十分お気をつけくださいね。
成人式って外国でもあるの?英語では何ていうの?
外国に目を移してみましょう。成人式は、英語では「Coming-of-Age Day」と表します。しかしながら、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ドイツなどでは、成人式といえるような儀式は無いそうです。一方で過激な成人式を行う国もあります。マサイ族は「ライオンを狩ること」パプアニューギニアでは「素手でサメを捕獲すること」でそれぞれ成人として認められるそうです。
勇気を試すということですが、実際危険を伴いますよね。なお、「虫を縫いこんだ手袋をはめて踊る」(ブラジルの原住民)なんていうのもあります。実際に体への痛みを耐えることが大人と認めてもらうためには必要だなんて…日本に生まれてよかったと思わざるを得ませんね。
日本のように華やかな振袖やスーツを身に着けて行う儀式は、外国からとても注目されています。きらびやかな和服姿は、日本の美を表していますもんね。
まとめ
以上成人式についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。成人式は由緒正しい日本の伝統行事です。しかしながら、近年ではどんどんイベント化してきて、単なる同窓会みたいに扱われているようにも思います。
華やかで初々しい雰囲気を称えている一方で、騒動を起こしたり、飲酒等で逮捕者が出たりと、なにかとニュースになる行事でもあります。改めて、人の自覚をもって行動していけるように、成人になるということの意味をよく噛みしめつつ成人式に臨むのもいいかもしれませんよ。
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