皆さんのご家庭の水道料金は毎月いくらぐらいですか?
総務省の統計データによると、一般的な家族構成である4人家族の1か月の平均的な水道料金は約6,000円となっています。1年間で計算すると72,000円も年間に水道代がかかっている計算になります。これは、すぐにでも節約しなくちゃいけませんね!
そんな、水道代を節約して貯蓄をふやしたいと考えている方のために、ここではトイレやお風呂、キッチンなど家庭の水道代の節約方法をご紹介させて頂きたいと思います。
水道代をもっと節約して回経費の負担を軽くし、貯金を殖やしたいと思っていらっしゃる方は、要チェックです!
目次
水の節約方法!家庭のお風呂&洗面台の水道代節約のコツとは?
家庭での水使用量のほぼ4割を占めるのがお風呂&シャワーです。
このお風呂&シャワーにおける水使用量を減らせれば家計費における水道代の負担がぐっと安くなります。では、どうすればお風呂&シャワーの水道料金を減らせるのについて様々な節約方法をご紹介しながら解説していきます。
・浴槽にはるお湯の量を減らす
最初にご紹介するお風呂場の水道料金の節約方法は浴槽にはるお湯の量を減らす方法です。
お風呂場にはるお湯の量を見直さずに多めに設定したままにしておくと、毎日の積み重ねで水道料金がかなりかさんでしまいます。お風呂にはるお湯を20リットル節約しただけで、毎日お風呂にお湯をはりかえて入浴すると仮定すると1リットル0.24円としたら1か月に144円水道代を節約することができます。
1年に換算すると1,728円も節約できちゃいます!
シャワーの場合は、60秒お湯を流しっぱなしにするとで約12リットルのお湯が流れてしまうことになります。10分間シャワーを流しっぱなしにすると120リットル、つまり約30円ひとりにつき水道代がかかってしまう計算になります。
これを、使わないときはこまめに止めておくようにしておいて、シャワーの時間を半分にするだけでひとりあたま15円の節約になりますので、4人家族だと1日当たり60円、1か月で1,800円、1年で21,600円も水道代を節約できるのです。
・シャワーヘッドを節水タイプのものに交換
さらに、シャワーヘッドを節水タイプのものに交換すれば4人家族で年間20,000円も水道代が節約できるケースもあるようです。あと、シャンプー後すすぐときには頭の泡をブラシや手でしっかり落としてからすすぐと水道代を節約することができます。
お風呂とシャワーどちらかにして節水しようと考えるのであれば、シャワー15分で200リットルの浴槽のお湯と同じ水の使用量になってしまうので、できればお風呂にお湯をはり、それを家族みんなでシャンプーや体洗うときのすすぎのお湯として使った方が節水につながるでしょう。
おふろの残り湯をお洗濯に使うと1回のお洗濯で50リットル(12円)節水ができるので水道代の節約につながります。さらに、すすぎが1回でよい洗剤にチェンジしてすすぎを2回から1回に変更するとお洗濯1回あたり最大60リットル(約14円)水道代を節約することができます。
その他にも残り湯をお庭の散水や洗車に活用するとバケツ1杯あたり10リットル(約2円)水道代を節約できます。
特に洗車はホースで水を流すと15分で180リットル水を使用してしまいますが、バケツで流すと5杯(50リットル)と1/3以下ですんでしまいます。お庭の散水もホースではなくバケツやジョウロを使って行うと節水効果がたかまります。
水の節約方法!ちょっと工夫してキッチンの水道代を節約!
キッチンの食器洗いの方法を少し見なおすと水道代をかなり節約できます。
例えば、食器を食洗器や洗剤で洗う前に水で予洗いしていらっしゃる方は、新聞などで食べ残しを拭き取ってから洗うようにすると水道代をかなり節約することができます。さらに、水道ですすぐときには食器を蛇口の下に重ねておいておくとすすぎの水を結構節約できちゃいます。
あと、すすぎは水道での流し洗いとたらいにつけおきして洗うのではつけおき洗いの方が80リットル以上(約19円以上)水道代を節約できるのでおすすめです。
その他にも、野菜を洗った水やお米のとぎ汁とペットボトルなどに入れて観葉植物の水やりやお庭の散水に活用すると、とぎ汁や野菜の洗った後の水1リットルあたりおよそ0.24円節約できます。
水の節約方法!トイレの水をぐっと節約できる対策方法!
90年代のトイレは、1回の洗浄に水をなんと10リットルも使用していましたが、現在の最新機種は半分以下の1回4リットルの水で洗浄できるまでに進化しています。
とはいえ、1回につき4リットル洗浄するのに水が必要と言うことは1日に10回洗浄すると仮定すると40リットル、つまり約10円水道代がかかってしまいます。1か月だと300円、1年だと3,600円です。
この水道代をより節約しようと思ったら「大」と「小」のレバーを使い分けて必要なだけの水量で流すように気をつけることと、1回の洗浄に2回水を流すことをやめましょう。
実は、「大」と「小」のレバーを使い分けるようにするだけで、1回につきなんと8リットル(2円)節水できます。
気をつけなくてはいけないのが、トイレの水を節水するためにタンクにペットボトルなどの異物を入れると十分な水量の洗浄水が流れなくてトイレが詰まってしまったり、節水のために石を入れてタンクが破損してしまったりするという本末転倒の結果を招いてしまうことがあるということです。
さらに、ペットボトルがタンクの弁に絡みついて水が流しっぱなしになってしまうという逆効果にもつながってしまうことがあります。ですから、節水効果があるからとトイレのタンクに異物を入れるのは絶対にやめておきましょう。
最後にトイレのちょっと面倒ですが、節水効果の高い節水方法をご紹介しましょう。それは、おふろの残り湯をトイレのタンクに入れて洗浄水として活用する方法です。
例えば、1回につき4リットル洗浄水が必要なら1日に10回洗浄すると仮定して40リットル、つまり1日10円、1か月300円水道代を節約することができちゃいます。
まとめ
いかがでしたか?
ご家庭のお風呂やシャワー、洗面台、キッチン、トイレの水道水の使い方をちょっと工夫するだけで、毎月の水道代をかなり節約できることがおわかりいただけたかと思います。節水方法は簡単にできるものからちょっと手間がかかるものまで様々ですが、それらをすべて活用すると家計費がかなり節約でき、貯蓄をふやすことができるでしょう。
この記事へのコメントはありません。