食事後に、突然胃が痛くなるというのは誰もが経験した事だと思います。
私も食事後に胃が痛くなった時は「食べすぎたかな…。」と反省をしていたのですが、結局原因は分からぬままという事は多いです。
では食事後に胃が痛くなった時はどうすればいいのかという改善方法だけでなく、あらかじめそんな事が起こらないように、原因も詳しく紹介していきます。胃が痛い原因が分かるはずです。
食事後に胃が痛い原因とは?
「食事後に胃が痛い…」となった時、一体原因はなんなのでしょうか?実は食事後に胃が痛くなる原因は4つほどあります。
①食事後に胃が痛い原因「食中毒」
まず食事後に胃が痛くなる原因1つ目は、食中毒です。これは夏場や疲れているときに牡蠣を食べた場合にある原因で、細菌やウィルスが大量に口に入る事で起きるケースです。
主に細菌とウィルスが原因なので、やはり夏場はもちろん冬だけでなく、生ものを扱う時には非常に注意したいです。
細菌によって潜伏期間と発症は異なりますが、潜伏期間は基本食後1時間後から1週間なので、この期間食事後に胃が痛くなったら注意しましょう。
②食事後に胃が痛い原因「胃炎」
食事後に胃が痛くなる原因2つ目は、胃炎です。食事後に胃が痛くなるのは大体この胃炎が原因で、胃の粘膜が炎症を起こしている状態の事を言います。
この胃炎が起こっている時は、胃酸が大量に分泌されていたり、ピロリ菌の感染が原因なので、あまりにも酷い時は病院へと行きましょう。
③食事後に胃が痛い原因「胃潰瘍」
食事後に胃が痛くなる原因3つ目は、胃潰瘍です。胃潰瘍は胃炎以上に粘膜が胃酸でただれてしまい、出血する状態の事をいいます。
最初は食事後に痛みを感じるだけですが、悪化していくと胃が出血を起こしたり、最悪吐血する事もあるので、これも病院で診てもらう必要があります。
④食事後に胃が痛い原因「膵炎」
食事後に胃が痛くなる原因4つ目は、膵炎です。膵炎は膵臓の病気ですが、まれに食事後に痛みを感じる時もあります。
よく胃炎と間違えてしまいますが、お酒をよく飲んだりする人はまず胃炎よりも、この膵炎の疑いましょう。
「食事後に胃が痛い」といっても、これだけさまざまな病気が原因として関わっているとなんだか怖いですよね。
食事後に胃が痛いとき!改善方法とは?
食事後に突然胃が痛いとなった時、必ずしも胃薬を飲めば一件落着と考える人も多いですが、それはあくまでその場しのぎです。他にも胃薬がない時にあまりにも痛みが酷いと苦しいですよね。なので食事後に胃が痛い時はどうすればいいのか、病院や医師が勧めるのは睡眠の仕方です。
胃が痛いと食事前に分かっていれば、胃に優しいものを食べれば少しは改善されますが、食事後に痛いとなるとどう対処するのは非常に困難です。そこで医師が勧めるのは「自律神経をゆっくりと休める事」が重要で、その自律神経を休める事が出来るのが睡眠なんです。
実は胃が働くのには自律神経が関係していて、自律神経のバランスを崩すと胃液の分泌が普通より多くなってしまいます。だからこそ、交感神経と副交感神経の働きを整える事が重要となってきます。では「睡眠を取るといわれても…」という時に気をつけたいのは、なるべく起床と就寝の時間を決めておくのが大切です。
生活リズムを整えてきちんと睡眠を取っておくだけでも自律神経の乱れはずいぶんと解決されます。なので起床と就寝の時間を決めて、おく事が大切です。
そして質の良い睡眠を取るためにはもちろんですが、タバコを吸ったり、お酒を飲んだりして胃や自律神経を刺激するような事は避けましょう。
食事後に胃が痛いとき!胃に優しい食べ物は?
では食事後に胃を痛めないためにも、胃に優しい食べ物は一体なんなのかも気になりますよね。
特に胃に優しいと言われている食べ物は消化のしやすいものです。比較的消化のしやすい食べ物は食物繊維が含まれているものや油の少ない食べ物が胃に優しいと言われています。
食物繊維の含まれているいも類はもちろん、白身魚や半熟の卵なども胃に優しいです。
これはよく胃が痛い時に食べた方が良いといわれていますが、おかゆやうどんももちろん消化にいいとされています。他にもカステラやゼリーやバナナも胃の消化に良いです。あまりにも胃が痛い時は牛乳やココアなどを食後に飲む事で、胃の粘膜を保護してくれるので、食事後に胃が痛い時は牛乳やココアを飲む事をおすすめします。
まとめ
食事後に胃が痛い時は本当に困りますが、少しでも対処法や原因を分かっておくことで、予防をする事も出来ます。なので今回紹介した事を元に、食事後に胃が痛くなったときにはぜひとも紹介した事を実践してみましょう。
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