風疹という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。風疹は妊婦さんにとってとても危険な病気ということで近年よく聞くようになりました。きっと皆さんも小さい頃に風疹の予防接種を受けたことがあるはずです。
でも風疹と聞いても子供の病気のイメージもありますし、どんな病気かということもあまり良く知らなかったりします。風疹とは一体どんな病気なのでしょうか?大人でもかかることはあるのでしょうか?
風疹検査は、どこで受けるのか?抗体検査など風疹について今日はお話していきましょう。
風疹とは?どんな症状?
風疹とは一体どんなものでどんな症状があるのでしょうか?
風疹は発熱や発疹、リンパ節の腫脹という症状があるウイルス性発疹症です。風疹はほおっておくと重篤な合併症なども引き起こすとても怖い病気の一つです。
妊娠20週頃までの妊婦さんが風疹にかかるとお腹の子供にも影響して赤ちゃんが生まれたときに先天性風疹症候群という病気を発症する可能性があると言われています。そのため妊婦さんは妊娠中に風疹の抗体がちゃんとあるかどうかを調べる血液検査を受けます。
妊活をしている人やこれから妊娠を考えているひとは必ず風疹の抗体があるのかどうかを知り、なければ予防接種を受けるようにと今では推薦されています。
それほど怖い病気だということは間違いありません。風疹は子供がかかることが多く、はしかに症状が似ていて、3~4日で治るためみっかばしかという名前もついています。
風疹検査はどこで受けれるの?
妊婦さんであれば風疹の抗体検査は、産婦人科などのかかりつけの病院で必ず行いますが、それ以外の人は風疹の抗体検査はどこで受けることができるのでしょうか?
風疹の抗体検査は病院で受けることができます。普段風邪をひいたときなどに行くかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。風疹の抗体があるかどうかを検査してくれるとこは多いです。
風疹の抗体検査をしてもしあなたに風疹の抗体がなければその病院で予防接種を受けることもできます。風疹は予防接種をすることで感染する危険性が少なくなります。
5000円ほどで予防接種を受けることができるため、男性であれば妊娠した奥さんに感染させないためにも受けておくと奥さんも安心ですね。
風疹は大人でも子供でもかかる病気です。感染したときに重篤な合併症を引き起こさないためにもしっかり予防しておきましょう。
風疹になったばあいの対策方法とは?
風疹は予防接種を受けておけば感染することはほとんどありません。ですが予防接種をしていなくて風疹にかかってしまった場合は他人に感染させないように気をつけなければなりません。
風疹の予防接種を受けていない人や抗体がない人には風疹はうつってしまいますのでまずは家族間でもしっかり予防しなければなりません。風疹は感染して二週間ほどで症状が出てきます。発熱、発疹、リンパ節の腫れなどがあればすぐに病院を受診するようにしましょう。
妊婦さんは妊娠中にワクチンを打つことはできませんので家族の中で風疹にかかった人が出た場合はすぐに手洗いうがいなどの予防をしっかりして感染者と同じ部屋にいるなどは避けましょう。
旦那さんがかかった場合も映らないように気をつけましょう。風疹は飛沫感染です。空気中に長時間漂うということはないですが、風疹にかかった人のくしゃみなどでかかる病気ですのでしっかり手洗いうがいをしてマスクの着用をしましょう。
まとめ
病気は目で見ることができません。空気中にもどんな病気の菌が漂っているかもわかりません。ですので普段から手洗いうがいやマスクの着用などでしっかり自分で防ぐことが一番大事です。
妊婦さんや小さいお子さんがいる家庭では十分に気をつけなければいけない病気です。しっかり予防しましょう。病気にかからないようにも規則正しい生活で栄養をしっかりとることを心がけましょう。
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