スプレー缶のガス抜きは、ちょっと危険な感じがしますよね。捨て方もよく分からなくてずっと家に置いてあるという方もいらっしゃるかもしれません。
ガスを扱うので、爆発という大惨事から守るためにも、適切なガス抜き方法、捨て方を学んでいきましょう!
スプレー缶のガス抜き方法とは?
スプレー缶のガス抜きはシンプルな方法はありますが、ガスが身近にあるため、危険を考えながらガス抜きをする必要があります。
また、ゴミとして出す時には、しっかりとしたガス抜き方法で、ガス抜きを実施して、ゴミだしをしましょう。ガス缶の裏に処分方法も明記しているはずなので、一度、チェックしておきましょう。
スプレー缶のガス抜きをする時に必要な道具があります。
・準備するもの
①『ビニール袋「大きいもの」
②新聞紙
③トイレットペーパー
④不要な布切れ
⑤マスク
⑥軍手
⑦必要に応じてメガネにサングラス』になります。
これが基本的に用意するものになりますが、自分流の安全なガス抜き方法があるのであれば、もちろん慣れた方法が良いかもしれませんが、ぜひ、下記のガス抜き方法もトライしてみてください。
・ガス抜き方法
・空気中にガスを出す方法(ガスが少ない場合)
室内ではなく、外に出て、出来るだけ風通しが良好な場所を選ぶスプレーを噴射させる(向きは風下)スプレー独特のシュー!!という音が完全になくなるまで出しきる。
非常に簡単ですが、出来るだけマスクをして作業を行うようにしてください。噴射した時に、目に入ったりする可能性もあるので、メガネをすると良いでしょう。また、手にもガスがつくかもしれませんので、軍手をして身を守りましょう。
・ガス抜きキャップを利用しよう
ガス抜きキャップは、スプレー缶を買った時にはさ、だいたいついてきますよね。このガス抜きキャップを利用するだけで、簡単でシンプルに、かつ安全にガス抜きが出来る優れものです。
しかし、ちょっと面白いデメリットですが、すごく便利なキャップをなのですが、スプレーを使い、ガスが無くなるまで時間がありますが、その間にガス抜きキャップを無くしてしまうケースがあります。
便利だけど存在感がなくなってしまうという、ちょっと可愛そうなキャップですが、ちゃんと見つけてあげてくださいね。笑対策としては、キャップ保管場所を先に決めおきましょう。出来るだけスプレー缶と同じ場所が良いと思います。
・ビニール袋と新聞紙を使ったシンプルなガス抜き方法
こちらは、ビニール袋と新聞紙を用意していただいて、ビニール袋の中に新聞紙を入れます。そこに向かって、スプレーを噴射させるだけです。
ただ、有害物質から守るためにマスクをすると良いですよ。また、このガス抜き方法で手にガスがついたり、目に入ったり、する可能性もあるので、メガネや軍手を着用しましょう。
このガス抜き方法もスプレー缶のシュー!という音が無くなるまで噴射させてください。そして、ガス抜きが終わったら、ビニール袋は一時開けたままにしておいて、風通しがよい場所に置いておきましょう。
これは、袋の中に、ガスが残っているからです。ビニール袋は、燃えるゴミでOKですので、捨ててください。ビニール袋に残ったガス抜きをすることによって、燃えるゴミで出しても爆発の心配はありません。
このガス抜き方法は、ゴミ出しの前日にやると良いですよ。塗料が含まれたスプレー缶の場合は、臭いがきつくなるので、長時間、家に置かない方が安全です。
おまけですが、もし、使わなくなったスプレーやガス抜きがめんどくさいなど思ってしまったら、誰かにプレゼントしてあげるのも、1つの方法ですよね。
例えば、ヘアメイクが好きで、整髪料スプレーなどが、欲しい方がいたら、使いかけたスプレー缶でももらうと嬉しいはずですよ。
スプレー缶の爆発事故を防ぐための注意点
みなさんは、スプレー缶を捨てる時に、穴をあけるのは当然だと思っていませんか?
自治体でも、捨てる時には穴をあけて捨てるというような、指示を出しているところもあります。
しかし、今は、穴をあけずに捨てるようにと指示する自治体も増えてきています。理由は、穴あけ事故というものが、増えているからなのです。ガスコロやストーブ付近で、スプレー缶のガス抜きや処理をすると、中身が引火してしまいます。
下手すれば、爆発の可能性もあるかもしれません。
また、穴あけをする時に、中身が目に入ったりする可能性もあります。一度、自分の自治体がスプレー缶に穴をあけて捨てていいのか、を問い合わせてみても良いです。出来るだけ、スプレー缶に穴をあけずに、紹介したガス抜き方法で捨ててもらったほうが安全です。
スプレー缶の捨て方とは?
スプレー缶の回収日は、燃えないゴミの日が多いです。しっかり、分別しましょう。
自治体により規定は変わりますが、半透明の袋に入れて、正体が分かるように捨てましょう。
まとめ
スプレー缶のガス抜き方法は、いたって簡単ですが、危険を伴いますので、マスクやメガネなどを装着して、行うことをオススメします。
紹介したガス抜き方法を試していただいて、もし、穴をあける時は、穴あけ器具を100円ショップなどで購入して正しく使ってください。