成人式は、華やかで大人の仲間入りという感じで、何だか嬉しい気持ちになりますね。
さらに、嬉しいのが成人式のお祝いですね。しかし、そこで疑問なのが、成人式のお祝いのお返しは、どうするの?ということです。
そんなみなさんのために、成人式のお祝いはお返しするべきなのか?その時期、さらに、お返しの相場などをチェックしてみましたので、ぜひ、参考にしてみてください!
成人式のお祝い頂いたけど、お返しって必要なの?
結論から言いますが、お返しは必要ありません。理由は、親戚、身内内でのお祝いになるからです。
ただ、例外として、特に親密でない方や、上司などの職場の方などからいただいたのであれば、お返しは必要な場合があります。状況によって判断していただければいいかな、と思いますよ。
「あー、成人式のお返ししなきゃ。」と深く、悩む必要はありませんよ。しかし、一応、お祝いをいただいたのであれば、一言、直接お祝いしてくれた方にはお礼を言ってあげましょう。
この先、成人式とは別のことでも、お世話になる時もあるだろうし、1つの礼儀でも、あります。ですので、例えば、上司などの職場の方からお祝いをいただいたら、お返しをするときっと喜んでくれると思いますが、それが無理な時には、電話一本入れると、お互いに良い気持ちになります。これからのお付き合いも良好なものになっていくでしょう。
そして、お爺ちゃんやお婆ちゃんなどの身内には、成人式での着物姿などの写真、手紙を送ってあげると、喜んでくれますよ。また、遠くに住んでいて、日頃、なかなか会えない遠方の親戚や職場の方に関してはお返しの品物を送ってあげることをオススメします。
ちなみに、こういうことを「内祝い」といいます。具体的な内祝いの意味は、もちろん、お祝いの品をいただいた時に、お返しの品物という意味はありますが、自身の家の祝いのめでたい記念として、日頃親しくしている人に贈り物を送るという意味もあるようですね。
要は成人式を迎えるにあたって、幸せをみんなに分けたい、というイメージですね。みなさんの幸せを周りの人にもお裾分けしてあげましょう。
成人式のお祝いのお返し時期っていつまで?
個人的にはあまり、お返しの時期の期限などは考えたことはありませんが、目安としては、成人式が終わり、「2~3週間」が良いでしょう。早すぎてしまうと、相手の気持ちもあり、気を使わせないように、タイミングを見計らった方が良いと思います。
マナーとしては、どんなに遅くても「1ヶ月以内」には、相手の手に渡るようにすることがベストですね。成人式は記念すべきお祝い行事ですので、六曜である「大安」に噛み合わせるように送るのもオススメのようですね。
また、上司や同僚など、職場の方に品を持参してお返しをするタイミングに関しては、仕事でいつも顔を合わせていますから贈るタイミングは早めでもOKです。あまり、タイミングは気にしなくても良いでしょう。遅すぎるのは、ちょっと避けた方が良さそうですね。
次に、少し注意が必要なのが、相手が、「喪中」の場合です。この場合は、お祝い行事ではないので、逆なことをしてしまうと、嫌な気分にさせてしまう可能性も出てきますので、他の方の贈る時期と変わっても問題ありません。それぞれ事情がある分、多少の時差はあります。
こういう場合は、四十九日法要がしっかり終わってから、贈るという意識を持つといいですね。とはいえ、事情によっては、贈らなきゃいけない状況が出た時は熨斗書を「御礼」という形にして、送るというパターンもできます。
ただ、その場合は手紙を書いて添えておくと相手も納得するでしょう。要は、今の自分の周りの状況把握が大事になってきますので、確認しましょう。
お返し相場!どんな品物を贈ったらいいの?
お返しの品の価値は迷ってしまいますよね。だいたい、相場は、「貰った金額の半額~3分の1」という風に言われていますね。相手に気を使わせないためにも、いただいた品と同じ価値のものや、それ以上の高い価値の品をお返しするのは、避けた方がいいかもしれません。
品の内容ですが、タオルやお菓子などの日用品や消耗品を好む方が多いようです。やはり、身近なもので生活に馴染みのあるものがいいと思います。また、職場の方、個人的なもの、有志一同といった方々へのお返しは、消耗品や細かくすぐに分けられる、紅茶やコーヒー、お菓子類などがオススメですよ。
日頃慣れ親しんでいる身内に関しては、基本的には、お返しは必要ないですが、どうしてもしたいのであれば、食事に連れていく、お酒を一緒にのみながら楽しく会話をするなど、お返しの表現方法を変えてあげることもアリですよ!要は何しても気持ちが大事になってきます。
成人式をキッカケにさらに、交流を深めていくと、素晴らしい人生になりますよね。
まとめ
成人式は人生で一度しかない、おめでたい行事です。お祝いをしてくれる方も沢山いるでしょう。お返しをする際は最低限のタイミングを見ながら、また状況も確認しながら、お互いが気持ちよくなれるような関わり合いにしていきましょうね!