現在、子供の集中力低下が気になる課題ではないでしょうか?どうして集中して勉強しないの?親としては、悩みますよね?
集中力低下の原因はやはり、生活環境の中にあるものです。ここで、集中力低下の原因や集中力を高める方法などをまとめてありますので、ぜひ、生活に役立ててみてください。
子供が集中力がない原因は何なのか?
・夜型子ども
生活の夜型が現代社会には浸透していますが、その原因としては、インターネットも一つの理由です。ネット環境が充実することによって、夜遅くまで、ゲームをしたり、テレビを見ることにより、時間は過ぎ去り夜遅い時間になってしまうのです。
夜遅くなれば、睡眠不足を招きます。結局、授業中に眠くなり、集中力が落ちてしまいます。さらに、他の子ども達よりも、勉強がついていけない!学力が落ちた!という結果になったしまいます。
そうならないように日頃から、親が、しっかり時間を見ながら良い生活環境を作ることが大事です。
・睡眠障害
中には、決まった時間に寝ているのに眠いこともありますよね。そんな時は、一つチェックしていただきたいのですが、子どもが寝ている時に、睡眠の妨げになってあるものがないのかを、見てください。
「睡眠時無呼吸症候群」という、子どもの代表的な睡眠障害があります。3歳~6歳くらいの小さな子どもに見られるようで、特にやせ型の子どもに影響があります。チェックすべき症状としては、「いびき、無呼吸・睡眠中の陥没呼吸、」さらには、起きた後に機嫌が悪いなど、いくつかあります。
・騒音
これは、子どもに限ることではありませんが、「工事の音」や「近所の生活音」などが騒音として、上げられます。
当然、家付近の環境はそれぞれ違うと思います。原因としては、そういった騒音により、睡眠が妨げられます。騒音環境にいる子どたちは、やはり集中はできないでしょう。そして、私たちが一番気をつけるべきことは、夫婦喧嘩などの生活で起きる会話の内容や音ですよね。子どもに悪影響になることは、一つ一つやめていきましょう。
・マイナス思考
マイナス思考は、人には当たり前のようにありますが、子供も同様です。このマイナス思考が集中力を低下させている原因の一つになります。
「僕は、いつもテストの点数が低い」「私は、いつも間違ってしまうんだ」などと、自分を不安にしたり、嫌いになったりします。その思考が、やる気を落とさせ、集中力を殺してしまいます。マイナス思考はやはり、チャレンジすることをやめさせてしまうので、厄介な自分自身の敵なのです。
・プレッシャーを感じる
これは、親あるあるですが、子どもに対して、「勉強しなさい!」などと、怒ると子どもはプレッシャーを感じてしまい、結果的に集中力低下に繋がります。
大人であれば、ある程度のプレッシャーのコントロールは出来ますが、子どもの場合は、無理ですよね。プレッシャーは、情緒不安定にさせるので、集中力を落とします。以上の原因を理解して、次はその改善方法を見ていきましょう。
子供の集中力を高める4つの方法とは?
・環境調整
家周辺での騒音であったり、何か問題がある場合は、子供のために、おもいきって引っ越しを考えてもいいでしょう。
また、子供はマンガやおもちゃに目を向けてしまいがちです。視界に入らないように、マンガの本棚にカーテンをつけて、見えなくするなど、工夫をしましょう。勉強ができる子供部屋は、勉強する部屋と遊ぶ部屋を分けているところもあります。
・生活リズムを作る
しっかり睡眠をとるためにも、生活リズムは大事になってきます。ちなみに、子どもの理想の睡眠時間はこちらです。
小学生低学年:10時間~10時間半
小学生高学年: 9時間~ 9時間半
成績が良い子どもの寝る時間は、21時前後で、良くない子どもは、0時ほどまで起きていることが、ある調査で分かっています。
・子供が好きなことを確認する
子どもが熱中するものは何かを知り、好きなことをさせてあげましょう。あれをしなさい!これをしなさい!ではなく、子供の立場になることは非常に大事なポイントです。
子どもの好きこと、嫌いなことで、集中力のアップダウンは変わってきますし、集中力の持続も変わります。また、子どもが良い点数をテストで取れたなら、しっかり褒めてあげてください。これが終われば遊ぼうね、などゴール設定をしてあげることもオススメです。
一番やってはいけないことは、集中していないからといって怒ることです。気をつけましょう。
・集中へ向かう前のウォーミングアップ
だれでもそうですが、いきなり、集中できるものではありませんよね。集中して勉強させることは物事を考えることから始まります。
例えば、勉強を始める前に、漢字の書き取りをする、簡単な計算をする、音読をする、などといった簡単なものからスタートします。
これを勉強開始1前、10分くらいすると良いでしょう。こういった作業の目的は、勉強ではなく、気持ちの切り替えですので、ガツガツやるのは控えた方がよいでしょう。
少し、字を書かせたり、声を出させる簡単作業をさせると集中力は高まります。ただ、注意点としては、このような作業は、得意教科書が良いですが、苦手教科に手を出さなくならないように、親がしっかり教育をしていく必要があるので、その点を理解の上で、子供の集中力を養ってあげてください。
まとめ
集中力は物事を成し遂げるにも大事な要素です。子どもの時から、集中力が持続できるように、日々の努力は大事になってきます。毎日の生活を楽しみながら、子どもと向き合い、集中力を高めていきましょう!