何をしても泣き止まない…?まだ言葉も、ママのこともあまり理解していない、お腹の外の環境にも慣れていない不安定な生後1か月の赤ちゃんをあやすのは大変です。授乳の時間も3時間おきに…なんていいますが、3時間も空けば良い方。
全然寝ずに泣いて、2時間も経たないうちに母乳やミルクが欲しいとまた愚図る….なんてこともザラですよね。睡眠不足、家事が進まない…何とかママのイライラの限界がくる前に対処したいものです。
そこで今回は、生後1か月の赤ちゃんの夜泣き対処法や、ママのストレス回避法を書いていきたいと思います。
目次
生後 1 ヶ月の赤ちゃんが寝ないのは何故?原因とは?
・刺激に敏感
赤ちゃんはとても敏感で、全身で色々な刺激を察知しています。赤ちゃんはまだお腹の外に出て1か月です。初めての刺激に不安や恐怖を感じて泣いているのかもしれません。赤ちゃんがリラックス出来るような環境づくりを心がけましょう。
・母乳やミルクが足りない
あげたばかりなのに…?母乳は飲んだ量が分からないので、もしかするとお腹が空いていて泣き止まないのかもしれません。また、母乳やミルクを吐いてしまって早めにお腹が空いてしまったのかもしれません。ミルクは、母乳よりも消化に時間がかかります。あまり間隔を空けずにたくさん飲ませると赤ちゃんの消化器官に負担がかかる場合もあります。心配なら薄めにするなどして、赤ちゃんの様子をみながら与えて下さい。
・痒い、暑い、寒い、寝心地が悪い
汗疹や乾燥で肌が痒いのかもしれません。赤ちゃんの清潔を心がけたり、クリームやローション等でしっかりと保湿しましょう。また、室内の温度調整、衣類や寝具の肌ざわりや汚れたり濡れたりしていないか等をチェックして、快適に眠れる環境を整えましょう。
・上手く眠れない
赤ちゃんは眠るのが下手なので、眠たくても上手く眠れずにイライラしているのかもしれません。顔は眠そうにしているのにギャン泣きしている場合は、本当は寝たいのかも。その場合は、無理にあやすと起こしてしまって余計に眠れなくなってしまいます。優しく声をかけたり、ゆらゆらしたりして、落ち着いて眠れる環境を整えてあげましょう。
・お腹が張る
生後1か月の赤ちゃんはまだ満腹中枢が発達していません。そのため、母乳やミルクを飲み過ぎてしまう事があります。たくさん母乳やミルクを飲んで、お腹が張って苦しい、ガスやうんちが溜まって気持ち悪い等の理由で泣いているのかもしれません。
日頃から、ゲップをしっかりさせてあげたり、お腹を撫でるようにマッサージしたり、足の付け根を回して優しく腸を刺激したりして、出来るだけお腹に空気やガスを溜めないようにしてみると良いですよ。
生後 1 ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの対処法について
・抱っこしながら○○する!
抱っこしながらスクワット
抱っこして早歩き
抱っこしてゆらゆら
等をすると、泣き止んでくれる場合があります。ゆらゆらは、上下だけでなく、横にもゆらしてみたり…。抱っこは、背中が少し丸くなる体勢が赤ちゃんは落ちつきます。柔らかな厚手のタオルケットや膝掛けに包んで抱いてみたり、授乳クッション等にのせたまま抱いてみたり…
赤ちゃんの安全をしっかり確保しながら、色々試してみて赤ちゃんの好みの、抱っこして○○する!を見つけましょう。
・歌う、優しく声をかける
赤ちゃんが落ち着けるように、優しく話しかけてみたり、体を撫でたり、トントンしてあげたりします。歌は、眠そうな顔やしぐさで泣いているなら、「もみじ」や「きらきら星」等ゆっくりとした落ち着ける曲を選ぶと良いです。
・おもちゃで音を鳴らす
おもちゃで大きな音を鳴らすと、一時的に気を取られるので一瞬泣き止んでくれます。泣きっぱなしの赤ちゃんも、一瞬でも冷却期間を置くことで気分の切り替えになり、少しは冷静さを取り戻してくれるかもしれません。また、少しの間だけでもギャン泣きから解放されると、ママも気持ちが楽になります。
抱っこしっぱなしは大変ですのでその間にママは休憩しましょう。音が鳴るおもちゃがなけれは、空のペットボトルや卵の容器を潰して音を鳴らしても良いです。
・抱っこしたまま寝る
眠くてママの体力が限界・・・でも、赤ちゃんを布団に置くと起きて夜泣きが始まる…(涙)そんな時は、もう抱いたまま寝てしまいましょう(笑)
赤ちゃんを厚手の柔らかいおくるみ等に包んで抱くと、横になった時の振動が赤ちゃんに伝わりづらいです。そして、ゆっくりソファーや布団に赤ちゃんと一緒に横になります。ママの腕は赤ちゃんの下敷きになりますが…一晩中座りっぱなしや立ちっぱなしで抱っこをするよりは大分と楽です。
・放置してみる
赤ちゃんの安全を確保して放置し、しばらく泣かせておきましょう。一人で思う存分泣いた後に、またママが来てくれたらホッとして泣き止んでくれるかもしれませんし、放置している間に気分が変わり落ち着いてくれるかもしれません。ママの休憩にもなります。
・生活リズムを整える
生活リズムやリラックス出来る環境を整えれば、気持ちも落ち着きますよね。朝起きたらママと一緒に朝日を浴びたり天気をチェックしたり、昼と夜で寝かせる場所を変えてみたり、夜は照明を暗めに調節したりして、簡単な日課を習慣付けて1日の生活リズムを整えます。
赤ちゃんでも、生活習慣は知らず知らずのうちに身についていくものです。今後の正しい生活習慣の基礎にもなりますので、簡単なことから、生活リズムを身に付けることを意識してみてはどうでしょうか。
様々な赤ちゃんの夜泣きの対処法をあげましたが、赤ちゃんが泣いている理由は毎回同じではないでしょうし、赤ちゃんによっても効果的な対処法はそれぞれ違います。色々試してみて、それぞれの、その時の赤ちゃんに合う対処法を見つけて下さい。
生後 1 ヶ月の赤ちゃんが寝ないときでもストレス溜めない方法
・身近な人に話したり、相談する
産後1か月は、まだママの精神も不安定な状態です。それに、泣き続ける赤ちゃんと毎日家にこもっていると、余計に不安やストレスが溜まってしまいます。ママ友に連絡をしてみたり、不安や悩みがあるなら産院や市の保健師等に相談してみてはどうでしょうか。
相談という程でもない…という場合は、地域子育て支援センターへ出かけてみるのも気分転換になって良いですよ。保育士や先輩ママと気軽に話しが出来ますし、赤ちゃんも外出で疲れて、夜よく眠ってくれるかもしれません。また、パートナーには育児を手伝ってもらい、大変な状況を理解してもらうようにしましょう。
・育児も家事も完璧にしなくて大丈夫
汚いから綺麗にしなきゃ!夕飯はたくさん品数を作らないと!等、あれもしたいこれもしたいと考えているのに、赤ちゃんが泣きっぱなしで進まない!となると、余計にイライラしますよね。可愛い赤ちゃんを最優先にして、泣き止まなければ後で泣かせたまま最低限のことだけやるしかないか?くらいに考えておくと少しは気持ちが楽になると思います。
・プラスに考える
赤ちゃんは、大人にとっては何とも思わないことも敏感に感じ取り、それがストレスとなっているのかもしれません。安心出来るママに頼って一生懸命訴えています。刺激(ストレス)を感じやすい子もいれば、感じにくい子もいます。ストレスを感じても、ちゃんと発散出来ているのは良い事だと思いませんか?
何をしても止まらないギャン泣き….もうぼう然とするしかないですよね。それに、泣かれっぱなしだとママとしての自信もなくなってきますし、不安で孤独な気持ちにもなりますよね。でも、そんなママはあなただけではありません。他のママも、悪戦苦闘しながら手さぐりで育児を頑張っていますので自分を責めないで下さいね。
まとめ
夜泣きがひどいと本当に困り果ててしまいますが、赤ちゃんはママを一番の頼りにしています。また、生後3か月頃になってくると、体力がついてきて夜眠る時間もぐっと増えますし、あやすと笑うようにもなってきます。
赤ちゃんがニッコリ笑ってくれたらとても幸せな気分になりますよね。赤ちゃんはすくすく成長し、そんな嬉しい出来事もあっという間にきますよ。赤ちゃんの笑顔を楽しみに、ストレスを上手く発散しながら辛い時期を乗り越えていきましょう。
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