ピアノってキレイな音色を奏でられるステキな楽器ですよね。
女性も男性も幼い時に、ピアノを習って素敵な曲を弾いてみたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか。そんな、ピアノですが、実は、楽器の王様と言われているのです。
「なぜ、ピアノは楽器の王様と言われているの?」と疑問に思った方のために、ここではピアノがなぜ楽器の王様と言われているのか?
その理由と現在、ピアノで活躍されているアーティスト、さらに、ピアノを購入するときにはどのような点に気をつけたらよいのかについて詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
ピアノに関する様々な豆知識を知りたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
ピアノが楽器の王様と呼ばれている理由とは?
では、なぜピアノが楽器の王様と言われているのかその理由について検証していきます。
①音域が広い
ピアノが楽器の王様と言われているひとつ目の理由は、音域が広いという点です。ピアノの鍵盤は全部で88鍵もあるので、かなり高音から低音まで奏でることができます。
オーケストラにはいろいろな種類の楽器を演奏している演奏家がいらっしゃいますが、そんなオーケストラで演奏される楽器でもピアノほど広範囲の音域を出せる楽器は存在しません。
ゆえに、ピアノは楽器の王様と言われているのです。
②足元のペダルで音色を変化できる
2つ目のピアノが楽器の王様と言われている理由は、ピアノに付属している足元のペダルで音色を多様に変化させることができるからです。
ピアノに付属する右側のペダルを踏んだ状態で鍵盤をたたくと音が伸び、ペダルから足を離すと音を切ることができます。
このように、ペダルと鍵盤をうまく操れば様々な音色を奏でることができるからピアノは楽器の王様と言われているのです。
③音量を自由自在に変化できる
3つ目のピアノが楽器の王様と言われている理由は、ピアノを弾く時に強弱をつけることにより音量を自由自在に変化させることができるからです。
ピアノはフェルト付きのハンマーで言を叩くことにより音を出している楽器なので、弾き方に強弱をつければ音量を大きくしたり小さくしたりすることができます。
そんな、「鍵盤打楽器」と呼ばれるピアノの音量を自在に変えられる点が、ピアノが楽器の大様と言われるゆえんなのです。
④独奏も、ほかの楽器や歌との合奏もできる
4番目のピアノが楽器の王様と言われる理由は、ピアノのみの独奏も、ほかの楽器や歌との合奏もできる点です。
つまり、ピアノはメロディーの基礎も演奏できるうえに、歌やほかの楽器の伴奏もできるという点が楽器の王様と呼ばれる理由なのです。
⑤鍵の数だけ音を出せる
最後のピアノが楽器の王様と呼ばれる理由は、ピアノが鍵盤を押すだけで押した鍵の数だけたくさんの音を出すことができるという点です。
1台のピアノを一人で演奏するのではなく、2人や3人で連弾することによりたくさんの音色を奏でることができる点が、ピアノが楽器の王様と呼ばれる理由なのです。
現在ピアノで活躍されている日本人ピアニスト
では、現在ピアノで活躍されている日本人ピアニストをご紹介しましょう。
最初にご紹介するのは、高松宮世界文化賞を受賞されていらっしゃる世界的に有名なピアニストである内田光子さんです。
12歳の時に外交官だったお父様と一緒に欧州に行き、音楽の都オーストリア・ウィーンにて音楽のすばらしさに触れました。その後、内田光子さんはヨーロッパでピアニストとして活動していきます。
内田光子さんがヨーロッパでピアニストとして活動されていらっしゃった当初はまだ日本人演奏家は少なく異分子的な存在だったのでかなり苦労された経験をおもちです。
しかし、ウィーンで音楽を学びたくさんの音楽を聴き、ウィーン風のドイツ語を話し始めたことにより内田光子さんがお好きなモーツアルトやベートーベン、シューベルトと言葉でつながることができ、内田光子さんの世界は広がっていったのです。
素晴らしい音楽が生まれるためには、音楽の勉強だけでなく、その音楽が生まれた地の言語も身に着けることも重要なのですね。
ピアノの購入の仕方!ココに気をつけよう
一口にピアノと言っても、ピアノには様々な種類があります。
アコースティックピアノと呼ばれるアップライトピアノやグランドピアノ、電子ピアノや消音ピアノ、電子キーボードなどがあります。
アコースティックピアノは電気いらずで、鍵盤をたたくとフェルトのついたハンマーが動き弦を叩くことにより音が出る仕組みのピアノです。このアコースティックピアノはピアノ本来の音が楽しめますが、長期間使用するなら定期的なメンテナンスが必要です。さらに、置き場所に広いスペースが必要となり、購入時にかなりお金がかかります。
電子ピアノはヘッドフォンを使えば音を外に漏らすことなく演奏することができますし、メンテナンスの必要がないというメリットがあります。
場所も取らず重量も重くない上に、様々な楽器の音に音色を変えることができますし、メトロノームも内蔵されていますので練習するときに便利ですし、パソコンに接続することもできます。
値段もアコースティックピアノに比べると安価です。ただし、電源がないと使えませんし、ペダルを使って音色を変化させることができません。
消音ピアノは電子ピアノとアコースティックピアノの両方の良さを兼ね備えているピアノですが、アコースティックピアノ同様定期的なメンテナンスが必要な上に消音機能を使用するときは電源が必要で、高価であるというデメリットもあります。
電子キーボードは電子ピアノと比較すると安価で、アコースティックピアノのようにメンテナンスは必要ありませんが、鍵盤数が少なく音の変化が乏しいので、表現に限界があるというデメリットがあります。
ピアノを購入するときは、これらのピアノの種類と特徴をしっかりと把握して、自分のピアノ購入時に出せる予算やどんなジャンルの曲を弾きたいのか、置く場所は確保できるのか、メンテナンス費用も捻出できるのか、音を気にせず練習したいか否かを考慮したうえで、お好きなピアノをチョイスして購入しましょう。
まとめ
いかがでしたか?ピアノがなぜ楽器の王様と言われるのか良くおわかりいただけたのではないでしょうか。
ピアノ購入する際は、上記でご紹介致しましたピアノの種類と特徴を念頭に置き、自分の予算やどんな曲を弾きたいか、置き場所は確保できるのかなど自分の購入条件に合ったピアノを選らんで購入することをおすすめします。
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