最近よく聞く言葉にパワハラ、マタハラ、モラハラなどがありますよね。職場でのトラブルが最近本当に多いなとニュースなどを見ても思います。
残業問題や過労など、ブラック企業なんて言葉も流行りのように聞くことが多くなりました。もし自分自身がこの問題に直面したとき、一体どうしたらいいのでしょうか?どこに相談したらいいの?対処方ってあるのでしょうか?
今日はモラハラについてお話していきますね。
モラハラとは?
そもそもの話、モラハラとは一体どういうものなのでしょうか?
モラハラはモラルハラスメントの略です。最近芸能人夫婦の間にもモラハラがあったことが発覚し離婚になって夫婦もいました。会社だけでなく夫婦間でも起こりうるモラハラ。
モラハラとは嫌味を言われたり馬鹿にされたり、必要以上の嫌がらせを受けることをモラハラといいます。あからさまに上司に無視されたりすることもモラハラに入ります。精神的ないじめを受けることもモラハラに入ります。
怒られるようなことをした覚えはないのに無視されたり、やってもないことを言われて周りからイヤミなどを言われたりなど、モラハラになるものはたくさんあります。大人によるイジメと言われるのがモラハラです。
職場ではモラハラはどうしても認識しづらかったりします。これが社会のマナーだ!と上司に言われればそれで終わってしまいます。上司の機嫌などでも起こりうるものなので、被害者も自分が悪かったと思うことが多いです。なので周囲もそれがモラハラという認識にならずスルーされてしまう問題なのです。
モラハラする上司の特徴とは?
モラハラ上司には様々な特徴があります。
①口頭攻撃型
それは三つに分けられるのですが、一つ目は口頭攻撃型です。なんとなく言葉からわかりますが、口頭で部下にダメージを与えてくる上司のことです。例えば「お前はお荷物だ!」だとか「生きている価値がない」とか、精神的にダメージを与えるようなことをさらっと言ってしまうのがこの口頭攻撃型の特徴であったりします。
自分でも自覚のないまましている人も多いです。自分が上司ということを使って部下に対して悪口を言ったり、心のない言葉を発したりしますので注意が必要です。会社に一人いませんか?なんだかいつも怒り口調だったり、すぐにダメージを与える言葉を放つ人。注意が必要ですし、もし言われた場合はモラハラに当たりますのですぐに相談しましょう。
②無視型
次に無視型です。これも言葉からわかりますが存在を無視してくる上司のことです。あからさまに挨拶をしたのに無視されたり、自分だけ予定を教えてもらえずに呼ばれなかったり、重要なことを当日まで教えてくれずできなかったのはお前のせいだ!なんて言われてしまったり理不尽なことばかり。
こうした行為は意図的に行っていることがほとんどです。これもれっきとしたモラハラですし、自分の名誉にも関わることなのですぐに相談するのがいいでしょう。ですが相談したところでそんなことしていません。私は言いましたと言われることも多いでしょう。ですがそれをほったらかしにしたり、はいそうですか、と引き下がっていては解決しませんのでしっかり対処してもらいましょう。
③プライベート介入型
次にプライベート介入型です。プライベートに入ってくるということ?それがモラハラになるの?と思うかもしれませんがなんとなくこれかもしれないと思う人もいるかもしれません。
必要以上にプライベートに入ってきてSNSで連絡をとってきたり、休みの日には付き合えと、ゴルフなどに過度に誘ってきたり、上司に付き合うのが当たり前!という考えをもった上司から受ける嫌がらせをモラハラといいます。男性上司から女性部下に必要以上のプライベート介入はセクハラにも当たります。
昔上司自身も部下だったとき、上司に付き合うのは当たり前!という考えが自分に染み付いていて、自分の部下にも同じようなことをしている人が多いです。これに関しては俺も昔はそうだったんだ!と言われれば意見することが難しいですが、必要以上に休みの日やプライベートに入ってくるのはモラハラに当たりますので相談するといいでしょう。
モラハラ上司の対処法とは?
モラハラ上司への対策は一体どんなものがあるでしょうか?
①相談すること
まず一つ目はやはり相談することです。信頼している先輩や自分と同じような状況にある同僚などに一度相談してみましょう。これってモラハラなのかな?などの相談でもいいです。
主任やリーダーにあたる人などに相談できれば直接上の人に相談してくれることもあります。また一緒に苦しんでいる同僚がいれば少し心強くもなりますし、一人で相談するのが不安であれば一緒に相談するのもいいでしょう!
②会社ないの組織に直接相談すること
次に会社ないの組織に直接相談することです。総務課であったり、コンプライアンスを専門に取り扱う部署があれば直接相談することで対処してくれることがあります。精神的にまいってしまう前にしっかり相談することが大事です。
③外部機関に相談
次に外部機関に相談してみましょう。弁護士に相談するのが難しいと思うのであればモラハラなどを専門に扱った相談所などもありますのでぜひ活用してみてください。会社内では言いにくいことも外部機関であれば話しやすかったりもするのでぜひ活用してみましょう。自分を守れるのは自分自身しかいません。精神的に苦痛やダメージをおってしまう前にしっかり対処していきましょう
まとめ
モラハラかもしれないと思った人もいるかもしれません。必要以上に嫌味を言われたり、無視されたりすることは本来ではありえないことです。それが上司の機嫌で左右されたりなんてはもってのほかです。自分自身を守れるのは自分しかいません。少しでもモラハラを感じたらすぐに相談しましょう。外部機関などでもしっかり対処してくれますので、自分が相談しやすい場所を見つけましょう!
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