毎年ひな祭りがありますが、自分の可愛い子どもや保育園の先生をしていたら、受け持った子どもたちに、ひな祭りの由来を教えてあげるときにどういう風に説明しますか?
意外に難しいですよね。まず、自分自身が理解しておかなきゃらないし、ましてや、教えるとなると容易にはいかず、さらに、相手は子どもたちですので、子ども向けの目線になって教える必要があります。
そこで、今回は子どもたちに、ひな祭りの由来を教えるポイントやひな祭りの楽しみ方などをお話しますね。
ひな祭りの由来を子ども向けに簡単に説明すると
ひな祭りの由来を子どもたちへの教え方の例文がネットに沢山あると、思います。
ここでは、その例文を元に自分流にアレンジをして実際に子どもたちが目の前にいることを想定しながら、書いてみますので、ぜひ、ご覧ください。また、私が、アレンジしたものを、さらに、アレンジして、自分なりに、「私ならこうする!」「こういう表現にして伝える!」というように、思いながらアレンジしてみてもOKですよ。それではいきます。
・幼稚園(保育園)の設定
『みなさ~ん!こんにちは~!今日は3月3日ですね。今日は特別な日なんですよ~!何の日か分かるかな?そう、今日はひな祭りの日ですね。ひな祭りってどんな日か分かるかな?この日は、女の子の日なんですよ~!
女の子のお祝いの日で、ハッピーな日でもありま~す。だけどね、みんなが生まれる前、昔の人たちはね、女の子だけじゃなくて、男の子だって、パパやママみたいな大人の人にも、特別な日だったんだよ。
お人形さんたちに、病気になりないように、悪いことや、いやなことが起きないように、楽しいことが起きるように、お願いをして叶えてもらう日だったんだよ~。
だから、ひな人形さんたちは、みんなのことを見守ってくれているし、助けてくれるんだよ~、だから、ありがたいよね~。みんなも、お人形さんたちに、ありがとうって言ってみてね。』
こんな感じです。伝え方は人それぞれですので、好きなように、アレンジしてみてください。また、幼稚園などの設定にしてますが、自身の子どもに伝えるのも同じだと思いますので、子どもに話す場合は、一人に語りかけるようにすると良いでしょう。
ひな祭りの由来を子どもに伝える場合のポイント
子供向けに何を理解し、何を伝えるかが、ポイントになります。
ひな人形は、「身代わり役」だということです。ちょっと人形が自己犠牲のようで、可愛そうですが。笑
簡単にいえば、表現を柔らかくしてあげて、みんなを守ってくれているよ!みんなの願いを叶えてくれるよ!という意味合いがあれば、OKです。ぜひ、チャレンジしてみてください。
ひな祭りの由来としては「上巳の節会(じょうしのせつえ)」、そして、「ひいな遊び(ひな遊び)」という行事が混ざり合わされて、ひな祭りとなっているようです。詳しくいえば、「上巳の節会」は、人形に対して、自身の悪い部分を撫でるということで、川に流すという形で厄払いをするという意味合いがあります。
自身の体を人形によってなでることにより、穢をうつす行いをしました。そして川に流すのです。以後、人形を流すことは川が汚れる状況になるので、現代はひな人形を飾る形になりました。深い行事ですよね。人形が身代わりになってくれるのです。
「ひいな遊び(ひな遊び)」については、可愛らしい小さな女の子のお人形遊びのことを指しています。イメージ的には現代でいう、超人気の「ぽぽちゃん」とか「メルちゃん」を思い出していただければ分かると思います。時代が違えど、人は同じことをするものですね。
人形は以後、嫁入り道具として扱われるようになり、さらに、見栄えをより素晴らしいものに!という意向によって、豪華で華やかで気品溢れる、今の人形の姿になったようです。小さく可愛い意味の、「雛 ひな」ですが、それが、「ひいな遊び(ひなあそび)」になっていきました。
ひな祭り子供との楽しみ方
・雛壇も人形かざりもたのしむ
雛壇もいろいろ種類がありますよね。豪華な7段飾りのものや、小さな可愛い2段飾りのものまで。内裏雛というガラスケースに入ったものまであり、多種多様なものが沢山あります。
家庭に合わせて子どもさんと、飾るときっと楽しいですよ。大きな雛壇を持っていれば、お人形さんの容姿や楽器など、いろいろ子どもさんと、また、お人形と会話するようにすると、さらに楽しめるでしょう。
・食べ物
雛祭り=ちらし寿司というイメージができますね。食事でも楽しめるのが雛祭りですよね。今は、斬新なアイデアで、寿司ケーキを作り、用意するママもいるようですよ。
ケーキ台はちらし寿司になっていて、その上には、サーモンや、錦糸卵、エビなど、を盛りつけます。家庭によっては、盛りつける具などは、違ってくるかもしれませんね。こちらも子どもさんと、いろいろアレンジしてみると面白いですね。
まとめ
雛祭りをきっかけに、子どもさんとさらに交流を深めて、雛祭りの由来も会話をするように、伝えてあげれば、子どもたちも、目をキラキラさせて聞いてくれるはずです。
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