赤ちゃんの首が不安定で抱っこしにくい…いつになったら首がすわるの?と気になっている新米ママは多いはず!そもそも首がすわる状態や判断方法ってイマイチよく分かりませんよね。
そこで今回は、赤ちゃんの首がすわった状態や時期の説明と、首すわりのセルフ判断の方法についてまとめてみました。
目次
赤ちゃんの首がすわる状態って?どんな状態?
・首がすわっていない生まれたての赤ちゃん
生まれたての赤ちゃんは、まだ首の筋肉が発達していないため、自分の頭を支えることができません。頭を支えることすらできないので、自分の意思で向きたい方向に顔を向けることもできません。生まれたての赤ちゃんを抱っこする時は、必ず赤ちゃんの頭と身体を繋げるように手で支えます。
赤ちゃんの頭を支えて抱っこしてあげないと、頭がグラグラしてとても不安定です。赤ちゃんの身体に負担がかかりますし、思わぬ事故を引き起こす原因にもなります。生まれたての赤ちゃんは特に、しっかりと安定した抱き方をするようにしましょう。
・赤ちゃんの首がすわる状態とは?
赤ちゃんの首がすわるという状態は、支えがなくても赤ちゃんが自分の力で頭を持ち上げたり、コントロールをすることができるようになった状態のことをいいます。
・首がすわっていない赤ちゃんの縦抱きには注意が必要
赤ちゃんは身体に対しての頭の比率が大きく、頭でっかちな状態です。そんな赤ちゃんの頭や首をちゃんと支えてあげないと、だらんと頭が落ちてしまい赤ちゃんが苦しい思いをしますし、赤ちゃんの首にもかなり負担がかかってしまいます。横に抱っこする際ももちろんしっかり赤ちゃんを固定してあげないといけませんが、ゲップをさせる時など縦抱きをする場合には特に注意が必要です。
赤ちゃんの頭や首をしっかり支え、ママの身体に赤ちゃんをぴったりとくっつけて赤ちゃんの頭をもたれ掛けさせます。赤ちゃんの身体に負担がかからないよう、頭の重みをママがしっかりと支えてあげましょう。
・首がすわっていない赤ちゃんをうつ伏せに寝かせない
首がすわっていない赤ちゃんをうつ伏せに寝かせると危険です。首がすわっていない赤ちゃんは自分で首を動かすことができないので、布団に顔が埋まって窒息してしまう危険があります。うつ伏せで寝かせることはできるだけ避けましょう。うつ伏せに寝かせる必要がある場合は、赤ちゃんの顔を横に向けて呼吸を確保し、一瞬でも目を離さないで必ず側について見守るようにして下さい。
赤ちゃんの首がすわる時期っていつ?
・赤ちゃんの首がすわる時期について
赤ちゃんの首の筋肉は、生後1、2ヶ月頃から徐々に発達してきます。そして、生後2、3ヶ月頃から首がすわりの兆候が少しずつみられるようになり、徐々に自分の首を支えられるようになってきます。完全に首がすわったと感じられるのは生後4ヶ月頃が多く、生後5ヶ月が終わる頃までにはほとんどの赤ちゃんが首すわりを完了しています。
赤ちゃんの首がすわるのを判断する方法とは?
・うつ伏せに寝かせて頭を持ち上げることができるか
赤ちゃんをうつ伏せに寝かせてみて、自分の力で頭を持ち上げることができれば、首の筋肉が発達してきている証拠です。しっかり首がすわると、力強く頭を持ち上げ、積極的に周囲を見渡したりするようになります。キョロキョロしている姿がとても可愛いです。
・仰向けにして赤ちゃんの両腕を持って引き起こしてみる
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両腕を持ってゆっくりと引き起こすようにしてみます。この時に身体と一緒にしっかり頭がついてきて持ち上がれば首がすわっていると判断できます。赤ちゃんの身体に負担がかからないように、力加減には十分注意し、勢いよく引っ張ってしまわないように気をつけましょう。
・赤ちゃんを縦抱きにしてみる
赤ちゃんを縦抱きにして、ママの身体から赤ちゃんを少し離します。そして、赤ちゃんの身体を後ろに倒すようにした時に、赤ちゃんの頭がしっかりと支えられていれば首がすわっていると考えられます。縦抱きは赤ちゃんの泣きが弱まることが多いですし、縦抱きができるようになると赤ちゃんの扱いが少し楽になります。
赤ちゃんの首がすわる時期が遅い場合の対処方法
・首がすわる時期には個人差がある
なかなか首がすわらないと心配になりますが、赤ちゃんの首の筋肉は数ヶ月かけて徐々に発達してきます。焦らずに成長を見守りましょう。生後4、5ヶ月頃になると首すわりが完了してきますので、それまでは特に神経質になる必要はないでしょう。
・首すわりが遅いと感じたら…
ちょっと首すわりが遅いかな…と感じたら、決して無理にする必要はありませんが、パパやママが首すわりをフォローしてあげると良いですね。赤ちゃんとの良いスキンシップにもなります。
・赤ちゃんを寝かせて首すわりトレーニング
赤ちゃんを寝かせて、色々な方向から声をかけたりおもちゃを見せたりして、赤ちゃんの首を動かす練習をします。うつ伏せに寝かせるのが心配なら、無理にうつ伏せにしなくても大丈夫。仰向けに寝かせた状態で左右に頭を動かすだけでも赤ちゃんの首の筋肉は鍛えられます。慣れてきたらうつ伏せに寝かせて声をかけてあげると良いですね。
・赤ちゃんを縦抱きにして首すわりトレーニング
赤ちゃんを縦抱きにして、声をかけながら周りの景色を見せてあげます。今日は天気がいいね!と窓の外の景色を見せてあげたり、部屋を移動したりして室内にある様々なものを見せてあげたりします。この時、赤ちゃんの首が倒れてしまっても大丈夫なように、必ず赤ちゃんの頭や首に手を添えてあげて下さい。赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら周囲に興味をもたせることで、赤ちゃんの「興味のあるものを自分で見たい!」という気持ちを刺激し、自ら首を動かして辺りを見渡す力を養うことができます。
まとめ
赤ちゃんの首すわりはだいたい5ヶ月頃までに完了すると考えておき、それまでは焦らずに赤ちゃんのペースに合わせて見守りましょう。首すわりのトレーニングは、赤ちゃんとスキンシップやコミュニケーションをとりながら行うことで、首すわりだけでなく赤ちゃんの様々な発達を促すことができます。赤ちゃんとの触れ合いを楽しみながら行うと赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。
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