2歳になると自由に歩けるようになり、行動範囲が広まって益々活発に動き回るようになりますよね。元気があり過ぎてお昼寝をしてくれない…と心配になったり、お昼寝は何時間必要なのか?と悩むママも多いですよね。
そこで今回は、2歳児の理想的なお昼寝の時間や、お昼寝の必要性、なかなかお昼寝をしてくれない場合の対処法などについてまとめました。
目次
2歳児にお昼寝が重要な理由とは?
・2歳児にとってお昼寝が重要な理由とは?
2歳になるとしっかりと歩けるようになり、走り回ったりして活発に動き回ります。また、自立心が強くなり、少しずつ自分の意思を言葉で伝えられるようになっていきます。身体的にも精神的にもたくさんの刺激を受けますが、2歳児はまだ自分の体力や感情を上手くコントロールすることができません。
刺激を受けて疲れた身体や心をしっかりと休めることは、体力を回復させたり、ストレスを解消したり、免疫力を高めたり、集中力や記憶力を向上させたりする等、子供にとって様々な良い効果をもたらします。そのため、夜だけでは足りない睡眠時間を昼間に補うことが重要となります。
2歳児のお昼寝の時間はどれぐらいが最適なの?
・2歳児の最適なお昼寝の時間はどれくらい?
2歳児の1日の睡眠時間は11時間?13時間くらいが望ましいとされています。早寝早起きの習慣を身に付けさせようとすると、数時間足りなくなりますよね。その足りない1?2時間程度をお昼寝で補うようにしましょう。
2歳児のお昼寝の時間は何時からが最適なの?
・2歳児のお昼寝は、昼食後の12時30分前後?14時の間に開始しましょう!
2歳児の理想的な1日の生活リズム例
【午前中】8時までには起床をする→朝食を食べる→活動する(おもちゃで遊んだりお出かけをするなど)
【午後】昼食を食べる→お昼寝をする→おやつを食べる→活動する(散歩にでかけるなど)→夕食→21時までには就寝する
2歳頃は規則正しい生活の基礎となる大事な時期ですので、このような1日の流れが理想的とされています。お昼寝は昼食後の12時30分頃?14時頃の間に開始し、1日の生活リズムを整えるために、遅くても15時までには切り上げるようにしましょう。
・お昼寝や睡眠時間には個人差がある
必要な睡眠時間には個人差があります。お昼寝の時間が短くても元気にしていれば問題ありません。理想的な睡眠時間や1日の生活リズムは目安として考え、理想通りでなくても心配し過ぎないようにして下さい。睡眠時間はその日の子供の機嫌や体調によっても変わってきますので、当然毎日同じようにはいきません。子供のペースに合わせながら、その子供に合った生活リズムを整えてあげましょう。
また、2歳でお昼寝をもう卒業したという子もいますが、焦る必要はありませんよ。
2歳時:お昼寝をしない場合の対処方法について
・外出してみる
天気が良いならお散歩やお買い物、児童館や子育て支援センターなどにでかけてみましょう。たくさん遊び回ったり、人や物から様々な刺激を受け、疲れてたくさんお昼寝をしてくれるかもしれません。ただし、あまりにもハードな活動をさせると、刺激が強過ぎて逆に眠れない…ということもあります。子供の様子をみながら適度に活動させてあげましょう。
・室内で遊んだり、たくさん話しかけてみる
天気が悪い日は、室内で積極的に活動をさせてみましょう。おもちゃを使って遊ばせるだけでなく、子供と会話をしてたくさんコミュニケーションをとってあげます。ママの質問に答えたり、疑問に感じたことをママに聞いたりしてたくさん考えれば、頭をつかって体力を消耗し、よく眠ってくれるかもしれません。また、ママとたくさん遊べた!という満足感から、子供は安心して眠ることができるかもしれませんね。
2歳児が喜ぶ室内や室外遊びの種類についても書いてます。こちらも、ご参考ください。
>>2歳時が喜ぶ室内室外遊びオススメは?
・いつも〇〇したらお昼寝する!という決まりをつくる
お昼寝をする前に絵本を読むなど、いつも〇〇したらお昼寝という習慣や生活の流れをつくってあげるとスムーズに眠ってくれるかもしれません。お昼寝前にお気に入りのおもちゃで遊ばせてあげると、充実感からよく眠れたり、その流れが楽しみになって嫌がらずにお昼寝をしてくれるかもしれませんね。
・眠りやすい静かな環境を整える
テレビを消して静かで落ち着いて眠れる環境を整えてあげましょう。オムツや衣類は汚れたり濡れたりしていないかや、室内の温度は快適かどうかも確認しましょう。
・歌を歌ってあげる、背中をトントンする
静か過ぎても眠りにくい…という場合もあるので、子守唄を歌ってあげたり、曲に合わせて優しく背中をトントンしてあげましょう。ママが近くにいると感じれば、安心して眠ってくれるかもしれませんね。
・足元に布団や毛布をかけてあげる
小さい子って裸足でいることが多いですよね。生まれたばかりの赤ちゃんは、身体を自由に動かして周囲の情報をキャッチすることができません。そのため、足の裏から環境の変化を感じ取り、脳に刺激を与えています。2歳になると身体機能が発達して様々な手段で情報を得られるようになりますが、足裏からも情報を敏感に感じ取っているのかもしれません。足裏が隠れるように足元に軽く布団などをかけてあげると、刺激がシャットダウンされ、落ち着いてくれることがあります。
まとめ
なかなかお昼寝をしてくれないと、やりたい事が進まずイライラするかもしれませんが…何で寝てくれないの?とお昼寝をすることが当然だと考えるのではなく、寝てくれたらラッキーくらいに考えておくと、気持ちが楽になるかもしれませんね。今回は、理想的なお昼寝について書きましたが、絶対にこうしなければならない!ということではありませんので、気軽な気持ちで参考にされてみて下さいね。
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