2歳児は、益々好奇心が強くなり、何でも自分でやりたい!という気持ちが旺盛です。自我が芽生え始めたことは成長の証です。立派に意思表示出来るようになったことは喜ばしいことではありますが….何でもイヤイヤとだだをこねたり、大人がやろうとするとダメダメを連発したり、大声をあげたり、出来ないことに癇癪を起こしたりするなど…手がかかる時期でもあります。
そんな2歳児のイライラや欲求不満を、室内外の楽しい遊びで発散させたり、満たしたりしてあげましょう。そして、遊びを通して、身体的にも精神的にも、子供の健やかな発達を促せるようにしましょう。でも、2歳児は何が出来るの?どんな発達を促すと良いの….?まずは、2歳児の発達の特性を知りましょう!
今回は、2歳児はどんなことができるの?の疑問をまとめ、そして、その発達や成長に合わせた、2歳児の子供が喜ぶ、おすすめの室内や室外の遊びの種類を紹介したいと思います。
2歳児の子供ってどんなことができるの?
・2歳児の身体の発達
跳ねたり、走ったり出来るようになり、活発に動き回ります。手先が器用になり、今まではなぐり書きだったお絵かきも、丸や線を描けるようになってきます。また、衣服の着脱等、手先の細かい動きを使って、身の回りのことも少しずつ出来るようになってきます。
・2歳児の精神の発達
自立心が強く、何でも自分でやりたがる時期です。まだ上手く出来ないことが多いため、癇癪を起こすこともありますが、やりたいという気持ちを阻害せずにどんどんやらせてあげましょう。上手に出来ないことをフォローする時は、子供のプライドを傷付けないように、こうしたら出来るかな?と、様子をみながら少しずつ手伝います。フォローをしても全て手伝わず、少しずつヒントをあげて、子供が自分でも出来た!と思えるようにしましょう。
・2歳児のことばの発達
自分の意思や欲求を言葉で伝えることが出来るようになってきます。簡単な会話が成り立つようになってくる子もいますが、言葉の発達には個人差が大きいです。単語だけしか話せないと焦る必要はありません。遊びも日常生活も、たくさん話かけて、言葉のやり取りを増やしていきましょう。
2歳児の子供が喜ぶオススメの室内遊びとは?
室内では2歳児が喜ぶ、ごっこや模倣遊びがおすすめです!ママと一緒に後片付けをするのも忘れずに。
・何でもマネして!お絵かきをしよう
ママの顔を描いてみて?このお野菜描いてみて?とお題を出してみます。どうやったら上手く描けるかな?と、子供は考え、視覚と手先をしっかり使いながら遊ぶことが出来ます。上手に描けた所は褒めてあげましょう。ネタに困ったら、この絵マネして描いてみて!と、絵本を使っても良いです。色も同じにしてみて!と、絵本の色も意識させて、様々な色を使うように促します。
・いっぱい見て聞いて!絵本でことばを覚えよう
2歳になると、絵本を集中して見たり、より絵本に対して興味を持つようになります。また、野菜や果物等の「名称」にも興味を持つようになってきます。絵本に出てくる単語を利用して、たくさん言葉を覚えてもらいましょう。
・ママとお店屋さんごっこ
2歳児が大好きなごっこ遊び。ごっこ遊びでは、他人とのやりとりをを学ぶことが出来ます。ありがとう、どうぞ、ちょうだい等の他人とのやりとりで必要となる基本的な言葉を覚えることが出来ます。大人が、分かりやすいはっきりとした口調で、しっかりと声に出して言うようにすると、子供はどんどんマネしてくれます。
2歳児の子供が喜ぶオススメの室外遊びとは?
イヤイヤ期の2歳児のストレスを、全身を使った遊びで発散させてあげましょう!そして、大人とのコミュニケーションも楽しむことが出来るように、子供にタッチしたり、抱きしめて捕まえたり、たくさん声をかけたりしましょう。
・ブランコ、シーソーなどの遊具で遊ぶ
押したり、引いたり、支えたりして大人がフォローしながら遊びましょう。揺れる、上がる、下がる、様々な遊具の動きを全身で感じることが出来ます。また、バランス感覚を鍛えることも出来ます。初めての遊具遊びでは特に、怖がらないように、優しく声をかけてあげましょう。
・追いかけっこ
追いかけたり逃げたり、鬼は大人と交替しながら遊びましょう。相手の動きを見ながら全身をおもいっきり使って楽しむことが出来ます。また、相手の動きを予測する勉強にもなります。追いかけっこは、大人に構ってもらっている、大人が自分に注目してくれているということを、存分に感じることが出来る遊びです。たくさん受けた愛情は、きっと将来の自信に繋がることでしょう。
・ボールでを大人にパス!して遊ぶ
蹴ったり、投げたり、転がしたり、色々な方法で大人と子供でボールを渡しあいましょう。どうやったら上手く相手のところに届くかな?と、考えながら子供は何度も何度もやってみるでしょう。気が済むまで付き合ってあげたくなりますね。
まとめ
やりたい気持ちは旺盛でも、身の回りのことも、言葉で伝えることも、まだまだ上手に出来ない2歳児。そんな2歳児の自立心や好奇心の発達を理解して、優しく見守ったり、受け止めたりしてあげます。子供は出来ることの喜びを感じる毎に成長していきますので、出来ないことはさりげなくフォローすることが大切です。
そして、褒めることも忘れずに。自分に自信を持つことは、次の成長のステップへの意欲にも繋がります。子供と大人の相互のコミュニケーションを通して、相手と遊ぶことの楽しさや、愛されるという心の充実を、たくさん感じてもらいましょう。
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