1歳頃の赤ちゃんは、歩けるようになったり、少しずつ自分の意思を言葉で伝えようとするようになります。身体的にも精神的にも、益々発達が盛んになる時期です。様々な成長の証が見られ、もちろん嬉しいこともありますが、成長するとともに、新たな子育ての悩みも増えてきますよね…。
そこで今回は、子育てママが抱えている「1歳児の育児の悩み!」について原因や対策法を紹介していきます。
目次
【1位】1歳児の子育ての悩み! 夜泣き
夜泣きは特に1歳前後の赤ちゃんに多くみられます。家事が進まない!眠れない…思い通りにいかないことばかりで、ママのイライラが最上級にヒートアップする、1歳児の育児の1番の悩みではないでしょうか。月齢が小さい頃は、お腹が空いた、暑いor寒い、おむつが汚れている等…生理的な要因で泣くことが多かった赤ちゃん。
しかし、1歳頃になると、活動範囲が広がったり、心身ともに様々な感覚や機能が発達して、日中に受ける刺激も多くなります。そのため1歳頃の赤ちゃんの夜泣きは、昼間の欲求不満など、精神面での要因も大きいといわれています。
また、夜泣きは赤ちゃんの成長段階の一つであり、理由もなく泣いてしまう場合もあります。赤ちゃんはまだ話すことができません。様々な要因を想定して、赤ちゃんが訴えていることを汲み取り、夜泣きによるママの負担を減らしていきましょう。
1歳児の夜泣き対策法
・生活にメリハリをつける
起床時間、食事の時間、遊ぶ時間、お昼寝の時間など…毎日決まった時間に決まったことをするようにします。できるだけ規則正しい生活を心がけ、生活にメリハリをつけましょう。お昼寝を長くし過ぎて昼間の活動が不足していると、赤ちゃんが夜眠ってくれないことがあります。
昼間はしっかりと活動をして、夜は静かにゆったりと過ごす…というように、昼夜のメリハリをつけることが大切です。規則正しい生活リズムが整うと、赤ちゃんの精神状態も安定してきます。
・刺激を与えすぎない
昼夜のメリハリも大事ですが、刺激を与え過ぎてしまうと、かえって興奮してしまい、夜眠れない…という場合もあります。夜に突然目が覚めて泣き出してしまうのは、昼間の出来事を思い出し、驚いて不安や恐怖を感じているのかもしれません。
刺激というのは、昼間に遊ばせ過ぎてしまった…ということだけではありません。規則正しい生活リズムが乱れてしまうことも、赤ちゃんにとっては刺激となります。なかなか難しいかもしれませんが、できる限り、赤ちゃんが中心となる生活リズムに、自分達の生活を合わせていきましょう。
・1日のスタートを大切にする
忙しくて赤ちゃんに構えなかったせいか、朝から愚図ってばかり…しっかりお昼寝もしてくれないし、ずっと機嫌がよくない…。そんな場合は、1日のスタートを大切にしてみましょう。朝すぐに家事にとりかかるのではなく、数分だけでも赤ちゃんを優先して、抱っこをしたり、優しく話しかけたりしてみます。
朝のうちに用事を済ませて後から…と思っていると、グズりをこじらせてしまうかもしれません。まずは1日のはじめに、赤ちゃんをご機嫌にさせておくと、赤ちゃんの気持ちが安定し、1日落ち着いて過ごせる良い流れがつくれるかもしれません。
・短時間でも、赤ちゃんに向かい合って愛情を与える
スキンシップ不足による寂しいという感情が刺激となり、不安で泣いてしまうのかもしれません。数分だけでも「今なら余裕がある…!」と思ったら、抱っこしてあげたり、遊んであげたり、話しかけてあげたりして、赤ちゃんに集中して向かい合う時間をとりましょう。
忙しいならば、接する時間の長さよりも、コミュニケーションの質を大切にしましょう。そうすれば、短時間でも赤ちゃんはママの愛情をしっかり感じることができ、心が満たされ、夜泣きが軽減されるかもしれません。
1歳児の赤ちゃん夜泣きがひどい場合の対処方法についてもブログ書いてます。こちらも、ご参考ください。
>>1歳時の赤ちゃん夜泣きが酷い場合
【2位】1歳児の子育ての悩み「離乳食を食べない、卒乳・断乳の時期について」
1歳児が離乳食を食べない、好き嫌いをする場合の対策法
1歳頃になると、徐々に自我が芽生えたり、微妙な味の違いも分かるようになってきます。そのため、好き嫌いをしたり、食べ遊びをしたりすることが増え「離乳食を食べてくれない…」と悩むママが多くなります。
・自分でやりたい!という気持ちを大切にする
1歳頃は、何でも自分でやりたいという欲求が高まる時期ですので、手づかみ食べが盛んになります。自分で食べたいという欲求は発達の証です。まだ上手く食べることができないので時間がかかってしまいますが、積極的に手づかみ食べをさせてあげましょう。
自分の欲求が満たされれば、食べることは楽しいことだと思ってくれるかもしれません。また、もっと色々なものを食べたい!もっと上手に食べたい!という意欲にも繋がるでしょう。
・無理に食べさせない
この頃の赤ちゃんは、食べることと遊びの違いをはっきりと理解することができません。まずは、赤ちゃんが食事の時間を楽しめるように、上手に食べることができたら褒めてあげたり、あやしたりしながら与えるようにしましょう。ママに褒められて嬉しくて、食事の時間が楽しみになるかもしれませんね。
無理に食べさせてしまうと、余計にイヤという気持ちが強くなり、食べなくなってしまうかもしれません。ある程度時間を決めて、どうしても食べないようなら、無理に食べさせず片付けるようにしましょう。
卒乳・断乳について
1歳頃になると、卒乳や断乳を考えはじめるママが多いですが、焦る必要はありません。卒乳や断乳の時期には個人差があり様々です。無理に断乳させようとせず、子供のペースに合わせてあげましょう。言葉が理解できるようになってから、「もうおっぱいやめる?」「まだ飲みたい?」と子供の意思を聞いてあげても良いですね。
まとめ
1歳頃は、身体的にも精神的にも発達がめざましい分、大変なことも増えて育児ストレスがたまりやすいです。辛い時期ですが、赤ちゃんの欲求にしっかりと耳を傾けて、愛情を注ぎながら、可愛い赤ちゃんが育てられるのは今だけの特権!とプラスに考えて乗り越えていきましょう。
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