1歳になると、1日の生活リズムが整ってきて、昼寝一回、夜はぐっすり寝るという習慣が身に付いてくるようになります。また、言葉の発達は、個人差がありますが、「パパ」、「ママ」、「まんま」等、少しずつ意味のある言葉を発するようになってきます。大人の言うことも、少しは分かるようになってきます。ますます、大人がしていることに興味を持ち、好奇心旺盛な時期になります。
子供の生活リズムが整うと、パパもママも楽ですよね。あまり昼寝をし過ぎると、生活リズムが狂ってしまうので、昼寝は15時くらいで切り上げた方が良いでしょう。昼間にたくさん活動して、夜ぐっすり眠るというリズムをキープするためには、「遊ぶ」ということが重要になってきます。
今回は、「1歳児の室内遊びの種類とは?親子と夢中になる方法で満足」をテーマに、雨の日でも大丈夫!な室内遊びについて書いていきたいと思います。
目次
1歳児ってどんなことができるの?
1歳では、ひとり立ちが出来るようになってきたり、よちよち歩きが出来る子も。そして、手足の動きが強くなります。特に、指先の機能が発達し、「つまむ」ことが出来るようになります。
引き出しを開けたり、ママのポーチの中身を出したりする等….探究心やイタズラ心も出てきます。怒りたくなることもありますが(笑)、探究心が出てきたことは、子供がちゃんと成長している証です。優しく注意しながら、見守っていきましょう。
言葉はまだ思ったことを上手に話すことが出来ませんが、ママが声をかけることで、その言葉をどんどん吸収していきます。日常生活の中で、たくさん子供に話しかけましょう。この時期に出来ることと出来ないことには、個人差があります。他の子と比べてまだうちは出来ない….と、落ち込んだり、心配し過ぎずに、子供の成長をゆっくりと楽しみながら見守っていきましょう。
特に、ひとりすわりが出来るようになる7ヶ月頃くらいから、発達には個人差が大きくなってきます。出来ることは子供にやらせてみて、出来ないことはママと共同作業しましょう。声かけしながらフォローして、日常生活も遊びもたくさんコミュニケーションをとっていきましょう。
親子と夢中になる1歳児の室内遊びの種類とは?パート①
パート①では、1歳頃に特に発達する「手指の細かい動き」に注目した室内遊びの種類をあげていきます。
・絵かき、折り紙
折り紙を1、2回折ったり、何枚かの折り紙を組み合わせたりして、これ何に見えるかな??等、子供に話しかけながら折ってみましょう。折った折り紙に、目や口を描いて動物にみたてたりします。赤いからリンゴかな??等、色も意識させながら折ってみましょう。
作った折り紙を、お絵かき用紙に並べたり、貼ったりして、その周りに絵を描きます。絵は子供の好きなように、なぐりがきや円を描いたりしても良いですし、折り紙でクマさん作ったから動物園にしょっか?、果物折ったから、果物畑にしてみよっか?等、ママから描くものを提案しながら描いても良いですね。子供も考えながら描くことが出来ます。
お絵かきは、なぐりがきがきをしているだけだと子供もそのうち飽きてしまいますし、いきなりお絵かき….何描こっかな?とママもちょっとすぐにはアイデアが浮かばなかったりしますよね(笑)!折り紙も組み合わせると、どんどんアイデアも広がっていきます。
・ビリビリアート
1歳は、イタズラ心が出てくるので、紙をビリビリ破ったり、ティッシュを出して散らかしたり…子供は、手指に伝わる紙の触感や振動を感じています。そこでおすすめなのは、ビリビリアートです。
商品と一緒に入っていた要らないパンフレット、包装紙等をビリビリ破ったり、丸めたりしますダンボールを切って作った土台に、それを貼って絵のようにしていきます。パンフレットは、分厚い紙やツルツルした紙、包装紙は色や柄が入っていたりして、色々な紙の違いを感じながら遊べます。パンフレットには食べ物の写真が載っていたり、文字が書いてあったりするので、見て楽しみながら絵に繋げていくことも出来ます。
捨てるはずのパンフレットや包装紙なら、もったいなくないですよね。気にせず子供に思う存分遊んでもらえます。(笑)また、発達してきた手指の動きを使って遊ぶなら、積木やパズルもおすすめです。100円ショップでも売っているので気軽に楽しめますよ。
親子と夢中になる1歳児の室内遊びの種類とは?パート②
1歳児は、大人のすることに興味を持つので、大人が一緒に遊んでくれるととても喜んでくれる時期でもあります。パート②では、特に大人とのコミュニケーションを密にとることが出来る遊びをあげていきます。
・絵本の読み聞かせ
文字だけでなく、社会も学ぶことができる絵本は、楽しみながら子供にとって本当色々な発達を促してくれます。大好きなママとたくさんコミュニケーションとれることで更に楽しさもアップします。この頃は、音楽のリズムに合わせて動くことが出来るようにもなってくるので、歌やリズムのある絵本を選ぶと良いです。
また、歌のない絵本でも、「ごろごろ」や、「ぱくぱく」等といった擬音語は、ママも体を動かしながら読んでみたり、人物のセリフを読むときには身振り手振りをしてみたり、読む時に子供の体に触れたりする等してみると、子供も一緒に動いてくれたり喜んでくれます。音や動作にメリハリを付けると、子供も飽きないですし、よりワクワクします。
・お店ごっこ
お店ごっこも、社会や言葉を学ぶことが出来ます。おもちゃがなくても大丈夫です。要らない食品の容器や箱を使って、お店を作ります。何屋さんにする?等たくさん話しかけたり、子供はママと一緒に考えながら、お店作りも楽しめます。
買い物は、「○○が欲しい、○○は要らない」等といった、子供が自分の気持ちを伝える練習にもなります。また、物を渡す時には、「どうぞ」と言って渡してあげたり、何かしてもらったときは「ありがとう」とママが言うようにしていると、子供も覚えて同じようにしてくれたり、言ってくれたりするようになってきますよ。
まとめ
まだ相手の言うことを完全に理解出来なくても、ママが子供にたくさん話しかけることは、遊びでも日常生活でも、とても大切です。子供は、ママの言葉をたくさん聞いて、ママの行動を見て、言葉や社会を覚えていきます。室内遊びといっても色々な種類があります。どんな遊びをするにしても、決して一方的ではなく、子供と相互のコミュニケーションを意識してサポートすることが重要です。
今回あげた室内遊びはほんの一部です。遊びの種類はママのアイデア次第で無限大。ママも一緒に、たくさん子供と笑って夢中になれる遊びをどんどん見付けていきましょう。そうしているうちに、子供はあっという間に成長していきますよ。
関連ブログ
>>乳幼児とお出かけするなら!お金のかからないオススメの場所とは?
>>忙しい主婦のための子育・お金の節約法はインターネットを活用
この記事へのコメントはありません。