やっと自分のやりたい仕事になれた!新人看護師になってモチベーションも上がっているはずです。しかし、せっかく新人看護師になったのに辞めたいと思ってしまう時期があります。
では、どんなときに辞めたいと思ったのか?また辞めたいと思った時期から、また頑張ろうと思った対象方法などについて、お伝えしてきます。
目次
新人看護師になって辞めたいと思った時期、どんな理由?
新人看護師になって辞めたいと思った時期「人間関係」
新しい人間関係は、誰しも最初は緊張するものですが、看護師の場合、往々にして命のやりとりがその間に関わってくるので、更に緊張の度合いが増しますよね。そして、増すべきだと思います。いくら新人であっても、責任は背中の背負うのですから。まあ、これが重くて潰されそうになったりするのですけれどね。
新人看護師になって辞めたいと思った時期「苦手な先輩や指導者」
其処に、苦手な先輩、上司、指導者が居れば、「あ・・・心が折れてしまいます。」
多分、山のようなマニュアルが目の前に山積。これを覚えなければ一人前になれない訳で、覚えたふりだけしても、覚えていなければ、もっと困ったことに。そんなこんなで追い詰められても、誰でも、最初から出来る訳では無いし、練習は必須なのだけれど、その練習台が、生身の人体だったとしたら?
そのプレッシャー、怖さ、ストレスの大きさの前で、「あ・・・だって、冷や汗で背中が冷たくなったりしますものねえ。」
職場は、往々にして極めて忙しい所。かろうじて、自分の前をこなしている余裕の無い先輩スタッフに、簡単なことは、聞きにくいから、なんとか自分で考える。これで良いのか?此処で、孤独に堂々巡りすることになる訳です。教えて貰ったけれど覚えられない。一度習ったことを、また聞いたらどう思われるか?
その内、職場に向かおうとしただけで、既に、心が先に折れている状態に。辞めたい理由って、本当にたくさんありますよね。
看護師のやりがい
面と向かって、あからさまに、人様から感謝される職業の一つが看護師です。緊張の連続だったり、とても疲弊してしまったり、実は、頑張った事が給料には全く反映されていなかったり、あれこれ不平不満を抱え込んでいても、確かに自分が必要とされていると言う実感。
確かに、人様の命を救う場面に関与したと言う事実。なんだか、天国に行ける確約切符を貰った気分にもなります。これは、確かに、やり甲斐、感じます!
そしてもう一つ。感謝されながら、喜んで貰いながら、実は、その経験が自分のスキルになり、更に、感謝して貰える看護師に自動的にステップアップできていること。そして、それは、更なる、やり甲斐と自信に繋がる訳です。
「自分で自分を褒めてやりたい」そんな誇らしい自分を感じることができるのも、看護師としてのやり甲斐ですね。私の場合、産婦人科病棟が長かったので、疲弊はしましたが、やり甲斐も満載でした。
新人看護師となって辞めたいと思ったときの対処法
辞めたい、私自身も何千回思ったことか?勿論、口にも出しました、何度も。そんな時の対処法です。
どんな職場でも同じと思いますが、悩みを共有する相手を持つことです。愚痴を吐ける相手がいると、ずっと心は楽になります。此処で注意点は、だからと言って、群れないことですね。
案外面倒なのが、グループだったり、派閥だったりします。これが、排他的に、それぞれが敵対していると更に面倒です。それらと関係無く悩みを共有する相手を持つべきです。なるべく利害とは離れた方が、後々を考えると賢明です。
強い者が勝つのでは無く、変化に対応でいる者が勝つと言うイメージです。
仕事でストレス!そんな場合にストレスを解消する方法についてもブログ書いてます。
>>仕事のストレスを解消する方法について
まとめ
長く働くには、能力も必要ですが、自分の立ち位置を何かの派閥でがんじがらめにしない事が重要になってきます。俯瞰して職場が見られるようになったら、ウルトラ級の一人前だと思います。些末なことに一喜一憂して踊らされていたら、先ずメンタルで疲弊してしまいます。実は、これが一番面倒です。
後は、基本的な事ですが、習うときにはメモを取ることです。何が解らないのか明確にしてから教えを請う。これが、可愛い新人の基本姿勢です。
こいつ、頑張っているなと思って貰うことが肝心です。全てはデジタル化された時代ですが、現場で、検索している余裕なんて無いことが多々あります。ポケットにはメモ帳を。これは、私的には譲れないポイントです。このメモ帳が、よれよれになった時、気付いたら、先輩看護師になっていますよ。
凄く辛い時。きっとあると思います。それを乗り越えたら、それは自分の記憶に残り、経験として積まれます。それがどういうことかと言うと、また辛いことがあった時に、「あの時を乗り換えられた自分だから、この位、大丈夫」と思えるようになると言うことです。
三十数年看護師をしていた私も、本当に色んなことがありました。地獄のように辛かった日々も経験しています。勿論、そんな辛い目に遭わないことが一番良いのでしょうが、それを乗り越えてからの自分は、あれこれ辛いことがあっても、あの時ほどでは無いと思えるようになっていたことは事実です。
この位、大丈夫と思える強さがいつの間にか自分の中で育っていました。人生に無駄って無いんだなあと実感しました。何事も、経験という裏打ちがあってこそだと言うことです。
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