電気代を節約したいけれど、暑さや寒さにどうしても我慢できない!(涙)そんな時は…エアコンの使用方法を少し工夫するだけで、とってもお得&快適に過ごすことができますよ。
今回は、今すぐ簡単にできる!エアコンの電気代節約方法を紹介します。
目次
エアコンの電気代節約方法:「フィルター掃除&室外機の環境を整える」
・フィルター掃除をこまめに行う
エアコンのフィルターが汚れで詰まっていると、エアコンの効きが悪くなり、無駄な電力を消費してしまいます。2週間に1度、エアコンのフィルターを掃除することで、冷房時は約4%、暖房時は約6%の消費電力削減につながります。
フィルター掃除は面倒…とついつい放置してしまいがちですが…よほどガンコな汚れでなければ、掃除機でサッとホコリを吸い取ったり、軽く洗い流すだけで綺麗になります。衛生的ですし、簡単なひと手間で日々の消費電力を削減できるなんて嬉しいですよね。
・室外機は日陰に置く、年に一度は掃除する!
室外機には、部屋の熱を外に放熱する役割があります。しかし、室外機自体が熱くなっていると効率良く放熱することができません。そのため、エアコンの室外機は、直射日光に当たらないよう日陰に設置しましょう。
移動が難しい場合は、室外機専用の日よけもありますが、すだれなどを利用して日陰を作ると良いです。また、室外機が汚れていると、フィルターと同様でエアコンの効きが悪くなり、無駄な電気料金がかかってしまいます。年に一度くらいは、固く絞った濡れ雑巾で拭いたり、ブラシで汚れを払い落としたりして綺麗にすると良いでしょう。
エアコンを自分で分解し掃除する方法について詳しくブログで書いてます。こちらも、ご参考ください。
>>エアコンを分解してキレイに掃除する方法
エアコンの電気代節約方法:「風向き、風量、温度など..設定方法」
・節約するなら「自動運転」がオススメ!
エアコンの風量設定は、微弱や弱風が節電になるのでは?と思っている人が多いかと思いますが…実は「自動運転」が一番節電になります。自動運転は、設定温度になれば運転を停止しますが、微弱や弱風はずっと運転をし続けます。
よって、節約には自動運転がオススメです!
・風向きを調整して節電&さらに扇風機やサーキュレータを利用してもっと節約!
空気には、冷たい空気は下にたまり、暖かい空気は上にたまる性質があります。そのため、冷房時はエアコンの風向きを上にすると、部屋の中を効率良く冷やせます。さらに、扇風機やサーキュレータを使用して部屋の空気をかきまぜると、室温にムラができにくくエアコンの消費電力削減につながります。
逆に暖房時は風向きを下にすると、暖かい空気を効率良く室内に循環させることができます。それでも足元に冷気だまりができる場合は、空気清浄機やサーキュレータを使用して、冷たい空気と暖かい空気をかきまぜます。そうすれば設定温度を上げずに、暖かい空気がまんべんなく部屋に行き渡ります。
・設定温度に注意して節電をしよう!
当然ですが、夏はエアコンの設定温度を下げて涼しくすればするほど、冬は設定温度を高くして暖かくすればするほど電気代が高くつきます。節電に繋がるエアコンの設定温度は、夏の冷房時は28℃、冬の暖房時は20℃といわれています。
真夏や真冬はちょっと過酷だな…と感じるかもしれませんが、例え1℃でも設定温度を変えるだけで大きな節電に繋がります。(冷房時にエアコンの設定温度を1℃高くする→約13%消費電力削減、暖房時に設定温度を1℃低くする→約10%消費電力削減)
常に部屋の温度を意識して、ちょっと冷房効きすぎかな…or暖めすぎかな…と感じたら、放置せずに設定温度を変更しましょう。また、服装を調節するなどして、エアコンの消費電力をできるだけ最小限にすることを心がけましょう。
エアコンの電気代節約方法:「少しの工夫で大きな節電!その他の節約方法」
・付けっ放しNG!エアコンは必要な時だけ使用する!
エアコンを付けたまま出かけたり、どうせ今日も暑いor寒いだろう…と思って習慣的にエアコンを付けるのはやめませんか?エアコンは必要な時に、必要な時間だけ使用して節電しましょう!出かける前は少し早めに電源を切るようにしたり、就寝時は、エアコンのタイマー機能や扇風機を上手に活用しましょう。
ただし、エアコンはスイッチを入れた時(運転し始め)に最も電力を消費します。こまめ過ぎる電源のオン・オフは、逆にたくさん電力を消費してしまいますので気を付けましょう。また、エアコンを使用する機会があまりない季節は、プラグ自体を抜いておくと良いです。
室温と外気温との温度差を小さくして節電しよう!
・エアコンを付ける前に必ず換気する
帰宅して、ついつい窓を締め切った蒸し暑?い状態でエアコンのスイッチをオン!したくなりますが…室温と外気温・エアコンの設定温度に差があればあるほど、エアコンは電力を消費します。まずは窓を開けて換気をして、少しでも室温を下げるようにしましょう。
涼しい空気の入り口となる窓の近くに扇風機を置き、暑い空気の出口となる窓やドアに向かって風を送ると、室内にこもった熱をより早く逃がせます。
・日よけやカーテンを利用する
室温と外気温の温度差を小さくするためには、家の壁や窓にも直射日光が当たらないように工夫することが大切です。すだれやゴーヤカーテンなどで日よけを作り、日光を遮り、できるだけ部屋に熱がこもらないようにしましょう。冬場の場合は、厚手のカーテンを利用して冷気を防ぎます。
まとめ
エアコンの電気代を節約するためには、こまめなフィルター掃除、室温と外気温の温度差、エアコンの正しい設定方法が特にポイントとなります。それと「少しでも…」という意識をもつことが大切です。些細な日ごろの努力が積み重なって、大きな成果が現れます。是非今日からコツコツ試してみて下さい!
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