台風がくるとなると、人的被害のみならず、浸水や暴風による破損など、家の窓ガラスや車の被害も心配ですよね。被害を最小限にするためには、早めに対策することが大切です。
今回は、家や車の被害を防ぐ、台風が来る前にやっておきたい対策をまとめました。台風対策を万全にして、物だけではなく大切な家族も守りましょう!
目次
台風対策!台風がくる前に確認すること
飲み水や非常食を確保する
ペットボトルの飲料水や、缶詰、シリアルバー、ビスケット、インスタント食品など日持ちのする食品を備えておきましょう。日頃から常備をしておくと、様々な災害時に役立ちます。定期的に賞味期限のチェックをして、新しいものに入れ替えることも忘れずに。
今すぐできる!屋内での台風対策
・水をためておく
お風呂に水をはっておいたり、ペットボトルに水をためておくと良いです。水道が止まってしまった場合、飲料水以外の用途で役立ちます。
・停電時の暑さ対策!
停電してエアコンや扇風機が使えなくなった時のために、保冷剤を凍らせておきます。太い血管が通っている首、脇の下、足の付け根、膝裏を冷やすと効果的です。ペットボトルに水を入れて凍らせておいても良いですね。
・貴重品をまとめる、電化製品は高いところに移動させる
電化製品など水に浸かってしまうと困るものは2階や高い場所に置くか、窓ガラスが割れた場合を考えて、窓から離れたところに移動させましょう。また、避難する場合を想定して、貴重品は持ち出しやすいようにまとめておきます。
ライフラインが止まる前にしておくこと!
水道や電気が使用できるうちに、入浴を済ませておいたり、携帯やスマホの充電を早めにしておきます。
台風に備えて:あると便利&安心なもの
・懐中電灯
暗い部屋の中での作業は何かと不便ですので、懐中電灯を用意しておきましょう。
・ラジオ、乾電池
情報収集のために。ライトや防水機能の付いた多機能なラジオがおすすめです。
・簡易トイレ
水道が止まったり、浸水してトイレが使用できなくなった時のために。あると重宝します。
・バケツ、ビニールシート、雑巾(雨漏り対策に)
雨漏りした際に、バケツで雨水を受けます。バケツの下にビニールシートや雑巾を敷くと、水が跳ねて床が濡れるのを防げます。
自然災害に備えて、必ず準備しておきたい防災グッズについても書いてます。こちらも、ご参考ください。
>>自然災害に備えて必要な防災グッズ
台風に備えて:屋外の台風対策も万全に!
・ベランダや家の周りにあるものを片付ける
強風で物が飛ばされないよう、ベランダや家の周りに置いてある物を片付けます。窓ガラスが割れたり、近隣の家屋や人に被害を与えるのを防ぎます。物干し竿、傘立て、掃除道具、すだれ、植木鉢などのガーデニング用品…飛ばされそうなものは全て家の中に入れておきましょう。
どうしても家の中に運べない物は、安定した地面に置き、ワイヤーや紐で固定しておきます。雨風が強い中、外で作業をするのは大変危険です。台風が接近する前に、万全な対策をしておきましょう。
台風対策!暴風で割れないように窓ガラス対策
台風対策:被害を最小限に!テープで窓ガラスを補強する
窓ガラス専用の「ガラス飛散防止フィルム」も販売されていますが、内側から窓ガラスにテープを貼るだけでも、窓ガラスを補強することができます。窓ガラスの強化はもちろん、破損したガラスが飛散するのも防いでくれます。
台風対策:窓ガラスの補強には養生テープが便利
普通のガムテープは剥がすのが大変ですので、養生テープを使用すると良いです。養生テープは、ガムテープよりも粘着力が弱く剥がしやすいですし、ハサミがなくても手で簡単に切ることができます。
台風対策:窓ガラスを強化するテープの貼り方
テープの貼り方は、バッテン印や米印でも補強になりますが、できるだけ窓ガラス全体に貼るようにすると、より飛散を予防したり強化することができます。また、アルミサッシの部分も一緒に貼ったり、段ボールを窓ガラスに当てて、その上をテープで固定するのも効果的です。
台風対策!台風がくる前に車は、どうしたらいいの?
・車を立体駐車場や高い場所に移動させる
屋外に車を止めている場合は、浸水、強風による破損や横転など色々と心配ですよね。できるだけ高い場所や、屋内の駐車場に車を移動させておきましょう。(地下の駐車場は、飛来物からは車を守ることができますが、冠水の危険性があります。)可能であれば、立体駐車場に車を移動させておくのが一番安心です。
・車をシートで覆う
車庫がない場合や、車の移動が難しいなら、車を毛布→シートの順で覆って保護しましょう。シートのみで覆う場合は、強風でシートが擦れて車に傷が付くのを防ぐために、しっかりとシートを固定しておきます。
・車内の荷物を片付ける、窓ガラスを補強する
濡れると困るものや貴重品などは、車内から出しておきましょう。車関係の大事な書類は、コピーしておいたり、屋内に保管しておきます。また、窓ガラスに養生テープを貼ったり、段ボールを当てるなどして、ガラスの補強と飛散を防止します。
まとめ
台風対策は、何もなくても、今すぐできることもたくさんありますが…飲料水や非常食、対策に必要なグッズなどは、直前に全て用意するのは大変です。日頃から災害に備えて、必要なものを常備しておくと安心です。また、万が一の際に落ち着いて行動できるように、避難場所のチェックなど、地域の災害に対する情報収集をしておくことも、災害から身を守るために大切です!
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