2歳ごろになると魔のイヤイヤ期が始まりまり、子供の食べ物の好き嫌いが激しくて困っている…というママは多いのではないでしょうか?(涙)ワガママを言ってばかりで思うように食べてくれないと、子供の健康面が心配なのはもちろんですが、ママのイライラも募りますよね!
そこで今回は、子供の好き嫌いを無くす方法について書いていきたいと思います。好き嫌いを克服して、子供もママも、もっと食事の時間を楽しめるようにしましょう!
子供の好き嫌いが多い原因について
・初めての食べ物に対して警戒心を抱いている
子供は初めて口にする食べ物に対し、本能的に危険を察知する能力が働きます。大人よりも味覚に敏感なため、少しでも違和感を感じると、不安や警戒心を抱き、食べてくれないことがあります。そのため、子供は好き嫌いをしやすいのです。
・過去にトラウマがあるため
過去に食べた際に、味や食感が気に入らなかった、吐いてしまったなど…何かしらトラウマがあって食べてくれない場合もあります。子供は食べ物に対して警戒心が強いため、1度苦い経験をすると、なかなか食べてくれなくなってしまうことが多いです。
子供の嫌いな食べ物
・子供が嫌いな食べ物ってどんなもの?
子供が嫌いな食べ物といえば、ピーマンやゴーヤなど、苦味のある野菜が苦手という子が多いですよね。さらに、人参の匂いが土臭く感じるとか、トマトやシイタケなどの柔らかい食感が苦手とか、お肉は硬くて食べにくいから嫌いとか…食べ物の味だけでなく、匂いや食感が嫌い!ということもあります。
また、セロリやレバーなど、味や匂いが独特な食べ物や、辛いor酸っぱいなど、刺激の強い食べ物も子供は苦手なことが多いです。
子供の嫌いな食べ物を克服する方法とは?
・無理やり食べさせない
無理に食べさせようとすると、イヤな気持ちが強まって、子供はますます食べてくれなくなります。それに、無理強いすると、食事すること自体が楽しいと思えなくなってしまうかもしれません。成長すると共に、徐々に食べ物に対しての警戒心がなくなり、時期がきたら食べるようになることもあります。
焦らず気持ちにゆとりを持って、子供が好き嫌いせず、何でも美味しく食べられる工夫を考えていきましょう。
・ママが笑顔でいる!褒めたり、あやしたりしながら食べさせる!
ママが褒めたりあやしたりしてくれると、子供は食事の時間が楽しくなります。それに、ママが笑顔だと安心して、嫌いな食べ物に対する警戒心も和らぐかもしれません。些細なことでも褒めてあげたり、ママも子供との食事の時間を楽しむようにして、笑顔を心がけると良いでしょう。
・料理の見た目を変える、調理方法を工夫する
鮮やかな色の食材を使って、盛り付けを華やかにしたり。ハムや海苔を巻いて、手づかみ食べできるようにアレンジしたり。お子様ランチ風にご飯を盛ったり、食材を型抜きしてみたり…いつもの料理に一手間加えて、子供が喜びそうな見た目に変えてみましょう。そうすれば、子供は食べ物に興味をもって、喜んで食べてくれます。
食材そのものではなく、味付けが苦手な場合もあります。甘いあんかけのタレや、クリームソースをかけてみるなど、酸味や刺激の少ない味付けをしてみるのも良いですね。トマトソースは、牛乳やマヨネーズ、チーズ、砂糖などを少し入れると、酸味を抑えられます。
また、食べやすく調理することも美味しさの一つです。硬いものは細かく切ったり、柔らかくなるまでよく煮たりするなどして、子供が食べやすいよう調理を工夫することも、好き嫌いをなくすための大事なポイントです。
・子供と一緒に家庭菜園をしたり、料理をしてみる
子供は、自分で野菜を育ててみたり、調理のお手伝いをしてみることで、より食に対する興味を持ちます。
「もっと色々な食べ物を食べてみたい!」という気持ちが膨らんで、いつの間にか好き嫌いがなくなったり、ママとの作業を楽しんでいるうちに、嫌いな食べ物に対する苦手意識が徐々に薄れていったりします。
また、自分で一生懸命作った食べ物が美味しく感じて、積極的に食べてくれるようになります。
・離乳食期から色々な食材に慣れさせる
イヤイヤ期の好き嫌いを防ぐためには、離乳食期から様々な食材に慣れさせておくことも大切です。偏った食生活が癖付かないように、子供のペースに合わせながら、少しずつ食べられる食材を増やしていきましょう。
・パパやママが美味しく食べる姿を見せる
パパやママが嫌いな食べ物は、食卓に並ぶ機会が少なく、子供も嫌いになりやすいです。子供が嫌いな食べ物でも、家族みんなが美味しそうに食べていれば、子供も安心して食べてくれたり、大人の真似して食べるようになるかもしれません。
・完食を与え過ぎないようにする
好き嫌いせず、食事を美味しく食べるには、お腹をしっかり空かせておくことも大切です。水分の摂り過ぎや、お菓子の食べ過ぎには注意しましょう。
まとめ
味、匂い、食感など…子供が好き嫌いをする理由は様々なことが考えられます。まずは、子供の様子をよく観察して、苦手な原因を探ってみましょう。食事の時間は、子供が食事を楽しめることを優先し、無理強いせず、気持ちにゆとりを持って接することが大切です。子供が喜んで食べる姿を想像すれば、調理や見た目を工夫するのが楽しくなります。楽しい食卓づくりをしながら、子供が好き嫌いを克服できるようフォローしていきましょう!
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